AIと高画質を備えた次世代Chromebook、レノボが発表

2025年7月4日 11時50分更新


 レノボ・ジャパン合同会社は、2025年7月下旬にAI機能を搭載した新型ノートPC「Lenovo Chromebook Plus Gen 10(ジェンテン)」を発売すると発表した。Chromebookで初めてMediaTek Kompanio Ultraプロセッサーを採用し、AI処理に特化した50 TOPSのNPUを搭載。これにより、オフラインでも文書整理や画像編集といったAI機能が利用できるなど、日常作業の効率が大幅に向上する仕様だ。

 最大の特徴は、GoogleのAIアシスタント「Gemini」がChromeOSに統合されている点にある。画面上の情報をワンタップで検索できる「画面レンズ検索」や、文書の要約・フォローアップ質問を可能にする「文書読解サポート」など、日常の業務や学習をサポートする機能が充実している。

 こうしたAI機能に対して、先行体験した一部ユーザーからは「普段の作業が格段にラクになった」「情報収集が早くて驚いた」「資料の要点をすぐに把握できるのが便利」といった声が上がっている。Google フォトやGoogle ドキュメントなどのアプリ内でもAIの補助が入り、誰でも直感的に高度な作業ができる点が好評のようだ。ビジュアル面でも妥協はなく14インチの有機ELディスプレイは、色の深みとコントラストの高さが際立ち、動画や写真をリアルに映し出す。Dolby Atmos対応のクアッドスピーカーによる高音質もあり、「音も映像もここまで進化したのか」といった驚きの声も寄せられている。また、薄さ約15.8mm・重さ1.26kgの軽量ボディと最大約17時間のバッテリー駆動、急速充電対応により、通勤や出張、カフェワークにも最適だ。実際に使用したビジネスユーザーからは「朝から夜まで充電なしで使えた」「軽いのに高機能で、持ち歩きにもストレスがない」といったポジティブな意見が目立つ。

 さらに、Chromebook Plusユーザー限定で、月額2,900円相当の「Google AI Pro」プランが12か月無料で提供される。これにより、AIによる文書作成やスプレッドシート分析など、より高度な機能が日常的に活用できる環境が整い、価格も税込115,280円とプレミアムモデルとしては手頃な部類に入る。発売に先駆け、7月1日より一部店舗で予約販売を開始し、期間中の購入者には落下・水濡れ対応の3年保証が無料で付帯されるキャンペーンも実施されている。「AI×高画質×高音質×高携帯性」を兼ね備えた本製品は、日常にスマートさと豊かさをもたらすノートPCとして、今後ますます注目を集めていきそうだ。

参照URL:https://www.lenovo.com/jp/ja/news/article/0211062025.html?id=8d4efb9a-4653-47ac-9933-f51441d2d789&url=/news/

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