北海道発「セイコーマート」が全国チェーンを圧倒し満足度1位へ
2024年8月2日 10時00分更新
2024年度の日本版顧客満足度指数(JCSI)調査の結果が発表された。この調査は、サービス産業生産性協議会が実施する日本最大級の顧客満足度調査だ。
今回のコンビニエンスストア業界については、顧客満足スコアでは、セイコーマートが77.2点で1位を獲得した。2位はデイリーヤマザキの68.9点、3位はファミリーマートの67.8点だった。
セイコーマートは、顧客満足度を示す6つの指標全てで1位を獲得するという圧倒的な結果を示した。これらの指標には、顧客期待、知覚品質、知覚価値、顧客満足、推奨意向、ロイヤルティが含まれる。
特筆すべきは、セイコーマートと他のチェーンとの点数差だ。顧客満足スコアでは、1位のセイコーマート(77.2点)と2位のデイリーヤマザキ(68.9点)の間に8.3点もの差がついている。
一方、業界大手のセブン-イレブンは顧客期待と知覚品質で2位を獲得したものの、総合的な顧客満足スコアではトップ3に入らなかった。ローソンは知覚価値で3位、ロイヤルティで2位を獲得している。
この調査結果では、セイコーマートの圧倒的な強さが際立った。各チェーンがこの調査結果をどのように活用し、サービス改善につなげていくか注目したい。
2024年度 JCSI(日本版顧客満足度指数)第1回調査結果
https://www.jpc-net.jp/research/detail/006974.html