スマホの満足度は94%、約8割の機能は未使用。Back Market調査

2026年6月3日 10時00分更新


 Back Market Japan株式会社は2026年5月28日、全国の20〜60代の男女1,000名を対象にスマートフォンの性能・利用実態に関する意識調査の結果を発表した。調査によると、現在使用するスマートフォンの性能や機能に「満足している」「どちらかといえば満足している」と回答した割合は94%に達した。一方、搭載機能の把握については大きなギャップも浮き彫りになり、高機能化が進むスマートフォンと生活者の実際の利用実態の間に開きがあることが明らかとなった。

調査によると、現在使用する端末の購入時の本体価格は「12万円以上」が26%で最多となり、「10万円以上」の端末を購入した層は合計41%に上る。近年のスマートフォン市場における価格高騰の実態を裏づける結果といえる。

 性能・機能への高い満足度と対照的なのが、機能の認知・活用状況だ。AI機能やカメラ機能について「あることは知っているが、使ったことのない機能がある」と回答した人は81%に達したという。さらに「まだ自分が知らない機能がある」と感じる人は86%で、そのうち71%が「自分にはなくても良い機能」と捉えていた。最新機種ユーザーに限定した場合でも82%が同様の傾向を示しており、ハイエンド端末の保有者であっても機能を把握しきれていない実態が確認された。

価格と使用実態のバランスに対しても否定的な見方は少なくない。「購入価格に見合うほど使いこなしておらず、バランスが悪い」が32%、「損だと思う」が7%で、合計39%が価格と実利用のミスマッチを感じていると回答したという。10万円以上の端末購入層ではこの割合が44%に上り、高額購入者ほど不満を感じやすい傾向もみられた。

同調査では、スマートフォンを買い替える際の重視ポイント(価格・バッテリー容量を除く)も尋ねている。最多は「サイズ感・重さ(46%)」、次いで「ストレージ(44%)」となった。一方、「カメラ性能(27%)」「生体認証のタイプ(14%)」「AI機能(8%)」への関心は相対的に低く、スマートフォン選びの軸が最先端スペックよりも実用・利便性に向いていることが見て取れる。

なお、最新機種以外の端末使用者に絞った場合も、性能・機能への満足度の数値は全体と同水準の94%を維持しており、日常的な利用においては世代の異なる端末間で体感差がほぼ生じていないことも示された。

参照:Back Market Japan 2026/05/28リリース

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