トラベルコ、2026年春の人気旅行先発表 ソウルやダナンが上位

2026年1月28日 11時00分更新


 株式会社オープンドアは2026年1月27日に、同社が運営する旅行比較サイト「トラベルコ」内における検索データを基にした「2026年2~3月の人気海外旅行先ランキング」を発表した。この調査は、2025年11月1日から2026年1月5日の期間中に、旅行期間を2026年2月1日から3月31日に設定して検索されたデータを集計したものである。春休みや卒業旅行シーズンを含むこの時期の動向として、ソウル、台北、ホノルルといった定番都市が上位を占める一方で、ベトナムのダナンが急速に順位を上げるなど、近場のリゾート地に対する需要の高さが顕著に表れる結果となった。

 ランキングの首位に輝いたのは韓国のソウルだ。景福宮や昌徳宮といった歴史的建造物での韓服体験に加え、寒い季節にぴったりのプデチゲやサムゲタンなどの温かいグルメが支持を集めている。2月の東京発往復航空券の最安値は31,940円、3月は27,870円となっており、手軽に渡航できる点が魅力となっている。続く2位の台北では、陽明山国家公園での桜やツツジの鑑賞、幻想的な平渓天燈祭(ランタン祭り)がシーズンならではの楽しみとして挙げられる。3位のホノルルは、ザトウクジラの回遊がピークを迎えるホエールウォッチングや、3月に開催される文化交流イベント「ホノルル・フェスティバル」が注目され、根強い人気を維持している。


​ 今回のランキングで特筆すべきは、10位圏外から急浮上したベトナムのダナンである。2月から3月にかけてのダナンは乾季の始まりにあたり、気温が25度から28度前後と過ごしやすく、街歩きや世界遺産巡りに最適なベストシーズンを迎える。2月は旧正月の影響で混雑や店舗の休業には注意が必要だが、ドラゴンブリッジのライトアップが豪華になるなど、この時期特有の活気を楽しむことができる。3月からは海水浴も可能になるため、ビーチリゾートとしての需要も高まっている。東京発の3泊5日ツアーは、2月が56,400円から、3月が58,900円からとなっており、比較的リーズナブルな価格設定も急上昇の要因といえる。


​ 航空券やホテルの詳細な検索傾向を見ると、利用者のニーズに合わせた多様な選択肢が活用されていることが分かる。ソウル旅行では、LCCのジンエアーが3万円台前半の最安値圏を維持する一方で、アシアナ航空や大韓航空といったフルサービスキャリアも根強い支持を得ており、予算やサービスに応じた使い分けが進んでいる。また、宿泊施設においても、東大門や明洞エリアの3つ星から4つ星ホテルが1万円前後で利用できるケースが多く、利便性とコストのバランスを重視する傾向が強い。一方、ホノルルではLCCのZIPAIRが6万円台からの往復航空券を提供しており、ハワイ旅行のハードルを下げている要因となっている。
​ トラベルコは1,500以上の予約サイトを横断的に比較できる仕組みを整えており、空室や空席情報を常に最新の状態に保つことで、情報の精度向上に努めている。特に海外サイトの利用に関しては、日本語対応の有無や過去のクレーム事例を明示するなど、利用者が安心して予約できる環境づくりを徹底している。今回のランキング結果は、物価高や円安の影響を考慮しつつも、効率的に最安値を探し出し、賢く海外旅行を楽しもうとする消費者の姿勢を反映したものといえる。今後も春の旅行シーズンに向けて、近距離アジア圏を中心とした活発な渡航需要が継続する見通しだ。
​ 多くの旅行者がこの春の渡航先として、アクセスの良さと現地でのコストパフォーマンスを重視している傾向が読み取れる。


​参考URL:https://www.tour.ne.jp/press/2025/20260127_1530.html

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