就活会議、27卒の口コミグランプリ発表。事業成長・将来性でAIが評価軸に

2026年9月28日 12時11分更新


 就活会議株式会社は9月25日、「就活会議」の口コミデータを分析した「学生口コミグランプリ2026」の受賞企業を発表した。総合部門では三菱地所が2年連続で1位を獲得し、仕事のやりがい・魅力部門と事業の成長・将来性部門では三菱商事が2部門を制した。調査は2025年に続き2回目の実施で、就活生が企業選びで重視する視点の変化を読み解く内容となっている。

同社によると、総合部門は三菱地所が1位、三菱商事が2位、三井物産が3位、三井不動産レジデンシャルが4位、商船三井が5位となった。同部門は、就活会議が設ける10項目の評価について学生が5段階で評点を付け、その集計結果から上位10社を選出したもの。対象は1社あたり10件以上の口コミが寄せられた企業に限定している。

三菱系列が3部門で1位、ワークライフバランス部門ではNTT系列が目立つ

部門別の最優秀企業

 同社は、事業の成長・将来性部門に寄せられた口コミを分析した結果、AI技術の急速な進化を受け、企業の将来性を「AIに代替されないか」「AIの波に乗り成長し続けられるか」という視点で評価する学生の声が目立ったと説明する。AI分野へ積極的に投資する企業に対しては「今後も安定した成長が期待できる」といった前向きな評価がある一方、具体的な対応策が示されていない企業には成長性を疑問視する声も見られたという。

また、学生が企業の過去の実績や規模による目先の安定性だけでなく、社会環境の変化に対応できるかという長期的な視点まで見据えて企業を見極める傾向がうかがえるとしている。こうした変化を受け、事業の成長・将来部門では三菱商事が1位、オリックスが2位、アマゾンジャパンが3位となった。

このほか、ワークライフバランス部門では、制度の有無だけでなく有給休暇の取得しやすさや残業の実態といった運用状況を学生がシビアに見極めている実態が示された。この部門での1位はNTTドコモ、3位にNTTドコモソリューションズ、4位にNTTファイナンス、6位にNTT東日本とNTT関連企業が目立つ。
同社は、企業説明会や社員座談会といった対話の機会が、学生の意思決定に大きな役割を果たしていると分析する。仕事のやりがい・魅力部門では、若手のうちから挑戦できる裁量権の大きさや、社会への貢献を実感できる点を評価する声が多かった。

参照:ポート株式会社 2026/9/25リリース
就活会議「学生口コミグランプリ 2026」特設ページ

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