さくら夙川が総合1位に。SUUMO住み続けたい街2026関西版

2026年9月18日 09時30分更新


 リクルートは9月16日、「SUUMO住み続けたい街ランキング2026 関西版」を発表した。関西圏の6府県に居住する20歳以上を対象にしたWebアンケートで、住んでいる街への継続居住意向や街の魅力を調査したもの。総合1位は兵庫県西宮市の「さくら夙川」で、今回が初の首位となった。あわせて発表された「子育てしやすい街ランキング」では、大阪府箕面市の「箕面船場阪大前」が初代1位に選ばれた。

 調査は2026年2月から3月にかけて実施され、1次調査で11万7241人、街の魅力を尋ねた2次調査で3万452人から有効回答を得た。総合ランキング1位の「さくら夙川」駅は、夙川沿いに閑静な住宅地が広がるエリアで、桜の名所として知られる夙川公園を擁する。同社は、街の魅力評価で「街の住民がその街のことを好きそう」が全体の1位となった点について、住民の愛着を育む景観や、地元商店会による「苦楽園・夙川マルシェ」などの交流機会の豊富さが背景にあると分析している。

 府県別では、大阪府1位が再開発計画のある「谷町九丁目」、滋賀県1位が住宅供給の進む「膳所」となった。谷町九丁目は文教エリアとして知られ、周辺には有名私立校が立地するほか、大型商業施設との地下連結による利便性の高さも評価されている。

さくら夙川が初の首位、子育ては箕面の新駅が1位に

 「さくら夙川」駅は今回で3回目となる本調査で初めて1位となった。同社によると、2024年の調査時点では4位だったが、桜の名所・夙川公園に加えて2021年開業の商業施設「夙川グリーンプレイス」など、住民の愛着を育む環境が整ってきたことが評価を押し上げたとみられる。

 子育てしやすい街ランキングで総合1位となった「箕面船場阪大前」は、2024年に開業した北大阪急行電鉄の新駅だ。同社によると、約71万冊の蔵書を誇る箕面市立船場図書館や文化芸能劇場などの施設が駅前広場に集積している点に加え、防犯対策の充実や近隣とのほどよい距離感が保てる点も評価につながっているという。箕面市は「子育て・教育世界一」を掲げ、公教育の質向上にも力を入れている。2位の大蔵谷、3位の四天王寺前夕陽ケ丘も、教育・自治体サービスの充実度で高いスコアを得た。

 調査結果について、SUUMO副編集長の笠松美香氏は、交通利便性や買い物環境の良さに加え、上位の街は住民にとって大切な場所や風景といった魅力を守りながら進化を続け、新旧住民がその変化を心地よく受け入れている点が特徴だとコメントしている。

参照:株式会社リクルート 2026年9月16日

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