電気料金に満足しているのはわずか17%、LIVIKA調査

2025年8月12日 14時30分更新


 電気料金の高騰が続く中、家計に大きな影響を与えている電気代について、多くの家庭が節約の対象として注目している。「LIVIKA」が実施したアンケート調査では、現在の電気料金に「高い」と感じる人が全体の77%に上ることが明らかになった。

この調査は、全国の男女100人を対象に、2025年5月18日から6月1日までインターネットを通じて行われたものだ。現在の電気料金に対する満足度や、利用中の電力会社、電気代が高いと感じた際の対処法などについて詳細に尋ねた。

調査結果によると、現在利用している電力会社は「大手電力会社」が約68%と圧倒的なシェアを占めており、依然として高い支持を得ている。一方で、「携帯キャリア系の電力サービス」が14%、「その他の新電力」が11%と、大手以外の電力会社も一定の利用者数を確保している状況だ。

しかし、現在の電気料金に対する認識については、その多くが不満を抱えていることが浮き彫りになった。「少し高い」と回答した人が51%、「非常に高い」と回答した人が26%で、合計77%の人が電気代を高いと感じているという結果は、多くの人々が料金の見直しや節約方法に関心を寄せている可能性を示唆している。

月々の電気料金については、「5,000円〜8,000円」と回答した人が最も多く35%、次いで「10,000円以上」が30%という結果になった。「8,000円〜10,000円」と答えた人も19%おり、全体の半数以上が月に8,000円以上の電気代を支払っていることが分かる。

電気代が高いと感じた際の具体的な対処法としては、58%の人が「使用量を減らす」と回答している。これは、日々の生活の中で最も手軽にできる節電方法として多くの人が実践していることを示唆している。

そして、現在の電気料金に対する全体的な満足度については、「満足している」と回答した人はわずか17%に留まった。「不満に感じている」と回答した人は全体の43%(「非常に不満」8%+「不満」35%)に達し、多くの利用者が料金面で不満を抱えている実態が浮き彫りになった。

今回の調査からは、大手電力会社の利用率が依然として高い一方で、約77%もの人が電気代を高いと感じているという現状が確認された。また、月々の電気代が5,000円以上である人が過半数を占め、電気代が高いと感じた際の主な対処法は「使用量を減らす」こと、そして現在の電気料金に満足している人は全体の17%に過ぎないことが明らかになった。

電気代の節約を検討している人には、専門スタッフが地域やライフスタイルに合わせた最適な電力会社(ガス会社も含む)を手配するサービス「でんきガス.net」が推奨されている。ライフラインの手続きが面倒だと感じる人や、光熱費を少しでも安くしたいと考える人にとって、相談の価値があるだろう。

今回の調査を行ったLIVIKAは、「暮らしを豊かにする、快適な情報を」をコンセプトに、電気・ガス・インターネットなどのインフラ情報から引越し時の手続きまで、暮らしにまつわる情報を分かりやすく提供している。

引用:LIVIKA

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