リップアートメイク、普及率は少数ながら高評価

2025年6月9日 12時08分更新


 美容医療の専門メディア「Art+(アートプラス)」は、20~40代の女性660人を対象に「リップアートメイク」に関する調査結果を6月6日に発表した。調査によると、リップアートメイクの実施率は7.0%とまだ少数派だが、実際に受けた人の満足度は非常に高いことが明らかになった。

リップアートメイク経験者の約8割が「やってよかった」と回答
調査で「リップアートメイク」を受けたことがあると答えた人は全体の7.0%。これは約14人に1人の割合となる。一方で、アートメイクの中でも知名度が高い「眉アートメイク」は10.0%と、リップよりもやや多い結果となった。

注目すべきは、リップアートメイクを受けた人の76.1%が「やってよかった」と高い満足度を示している点だ。実施率は低いものの、経験者の多くが高い満足感を得ていることから、リップアートメイクには一定のニーズが存在しているといえる。

リップアートメイクを受ける理由―「時短」と「すっぴん美人」への期待
リップアートメイクを受けた理由として最も多かったのは「メイク時間を短縮したい」(52.2%)。続いて「すっぴんでも綺麗でいたい」(43.5%)、「唇の悩みを解決したい」「プロによる綺麗なデザインにしたい」(ともに32.6%)が挙げられた。また、「リップの塗り直しが面倒」「リップがマスクにつく」(いずれも23.9%)といった、日常の煩わしさを解消したいという声も多かった。

実際のエピソードから見える満足度の高さ
調査では、リップアートメイクを受けて良かったことについても具体的なエピソードが寄せられている。「ナチュラルに可愛くなれる」(23歳女性)、「寝坊してもメイクせずに大丈夫だった」(33歳女性)、「すっぴんでいられる」(37歳女性)など、日々の生活の中で実感できるメリットが多く挙げられた。

まとめ
リップアートメイクは、まだ一部の女性の間での施術にとどまっているものの、実際に体験した人の満足度は非常に高い。メイク時間の短縮やすっぴんでも自信を持てる点が、多くの女性の支持を集めている。今後も美容医療分野の新しい選択肢として、さらに注目が集まりそうだ。
調査詳細は下記リンクで確認できる。

Art+(アートプラス)調べ:https://artplus-brow.jp/

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