首都圏マンション売却満足度、野村の仲介プラスが首位を獲得

2026年9月7日 10時45分更新


 株式会社oricon MEは2026年9月1日に、実際のサービス利用者を対象に調査した「2026年 オリコン顧客満足度調査」における「不動産仲介 売却 マンション 首都圏」の最新ランキング結果を発表した。この調査は、不動産の売買仲介や斡旋業務を展開する国内の主要不動産仲介企業57社を対象に、過去7年以内に個人向け不動産仲介会社を利用して住居用マンションの売却を行った全国の一般消費者の声を集計したものだ。今回の集計では、有効回答者数7,706名(調査時サンプル数9,058名)という大規模なアンケートデータを基盤とし、慶應義塾大学理工学部の鈴木秀男教授による厳格なデータ監修のもとで客観的な分析が行われた。マイホームなどの不動産資産の売却は、取引額の大きさや手続きの複雑さから、仲介企業の対応力や信頼性が売主の満足度に極めて直結しやすい領域である。首都圏という国内最大の激戦区において、各社が売却サポートや販売ネットワークを競い合う中、実際の利用者が真に支持する仲介サービスの実態が浮き彫りとなった。

 今回の首都圏満足度ランキングにおいて、見事に第1位の栄冠に輝いたのは79.9点を獲得した「野村の仲介プラス(野村不動産ソリューションズ株式会社)」であった。同社は総合評価で首位に立っただけでなく、実際の利用者からも「手際が良く、担当者の身だしなみや言葉遣い、礼儀がきちんとしていて安心して任せることができた」といった高い信頼の声が寄せられている。続く第2位には79.6点をマークした積水ハウス不動産がランクインし、担当者の専門知識の深さや的確な助言が高く評価された。さらに第3位には79.3点で三井のリハウス(三井不動産リアルティ株式会社)が続き、新居転居後の長期にわたる売却活動においても顧客の希望に寄り添い続けた伴走姿勢が支持を集めた。また、第4位には同率で79.2点を記録した大成有楽不動産販売、東急リバブル、三菱地所ハウスネットの3社が並び、それぞれ丁寧な説明体制や早期成約を実現する販売スピード、適正な査定力が高評価につながっている。

 7位以下の顔ぶれを見ると、社内での情報共有により迅速なマッチング力を発揮した住友林業ホームサービスが78.9点で第7位に入り、第8位には自社施工ブランドへの深い知見と丁寧な案内が支持された大京穴吹不動産(78.0点)が続いた。さらに第9位には進捗状況の書面送付など細やかな報告体制が評価された長谷工の仲介(77.8点)、第10位には多数の業者紹介を通じて納得のいく取引を実現した三井住友トラスト不動産(77.4点)が名を連ねた。評価項目別の視点では、「問い合わせ対応」「利用のしやすさ」「担当者の接客力」「担当者の提案力」「媒介契約の手続き」「売却サポート」「売却価格」「売買契約・決済の手続き」といった全8項目にわたって綿密な検証が行われている。首都圏の上位各社においては、単なる物件情報の掲載にとどまらず、売却前の室内演出やクリーニング支援、買い手に対する的確なアプローチ、さらには引き渡し後の税務相談や保証制度に至るまで、売主の不安を解消する総合的なコンサルティング体制の充実が共通した強みとして際立っている。

 住居用マンションの売買市場において、金利動向や経済環境の変化に伴い売却活動の難易度が高まる中、売主にとっては物件の価値を最大限に引き出す提案力と誠実な実務サポートを提供できるパートナーの選定がこれまで以上に重要性を増している。この調査結果は、首都圏のマンション売却において、洗練された接客マナーと迅速な情報共有、そして確固たる販売戦略を兼ね備えた仲介会社こそが、売主から最も高い信頼と満足度を獲得していることを示している。

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