絶品チーズが集結!『Japan Cheese Awards 2024』で選ばれた国産ナチュラルチーズは?

2024年10月23日 10時40分更新


 NPO法人チーズプロフェッショナル協会が主催する国内最大級のチーズイベント「Cheese Fun! Fan! Fun!」が、10月19日~20日の2日間にわたり東京ドームシティ プリズムホールで開催された。今回のイベントでは、国産ナチュラルチーズのナンバーワンを決定する「Japan Cheese Awards 2024」と、国産チーズの試食が楽しめる「日本の銘チーズ百選」が同時開催され、2日間で約4500人が来場し、大盛況となった。

「Japan Cheese Awards 2024」は今年で6回目を迎え、全国120の工房から選ばれた371種類のチーズが出品された。審査は「チーズプロフェッショナル」の資格を持ち、アワード専門の研修を修了した審査員とゲスト審査員合わせて93名が担当し、厳正な審査が行われた。その結果、北海道のチーズ工房タカラが出品した「タカラのタカラ」が「加熱圧搾/熟成6か月以上」部門でグランプリを受賞した。

また、注目を集めるホエイを活用した新部門「ホエイ リコッタ」や「ホエイ バラエティ」部門の他、「青カビ」「パスタ・フィラータ」などの各カテゴリーにおいて、19工房から21品のチーズが最優秀部門賞に選ばれた。

グランプリを受賞した「タカラのタカラ」を製造したチーズ工房タカラの斎藤愛三氏は、「この舞台に立つことを目標としてきたのでとても嬉しいです。今後もより良いチーズ作りに邁進していきます」とコメントしている。

NPO法人チーズプロフェッショナル協会の坂上あき会長は、今回のイベントについて「日本のチーズ文化は年々盛り上がりを見せており、出品されたチーズのクオリティも非常に高い。ベテラン生産者と若手生産者の切磋琢磨が良い循環を生み、国産チーズのレベルはますます向上している」と総評した。

「Cheese Fun! Fan! Fun!」では、全国から集まった約200種類の国産ナチュラルチーズの試食ができる他、チーズに合うワインや地ビールも提供され、来場者はチーズを通じて全国の生産者との交流を楽しんだ。イベントは多くの来場者で賑わい、国産チーズの魅力を広く伝える機会となった。

■最優秀部門賞を受賞したチーズ(一部)

「Japan Cheese Awards 2024」:https://www.cheese-professional.com/article/news/detail.php?KIJI_ID=2188
「Cheese Fun! Fan! Fun!」: https://cheese-fun.jp/

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