首都圏の住み続けたい街(駅)ランキング、1位はみなとみらい

2024年10月22日 11時00分更新


 株式会社リクルートは2024年10月21日、首都圏*に居住する人々を対象に、WEBアンケート形式による「SUUMO住民実感調査2024 首都圏版」を実施し、その結果を発表した。この調査は、住んでいる街に「住み続けたいか」という継続居住意向に関する実態調査で、今回で2回目となる。
*東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県

[首都圏]住み続けたい街(駅)ランキング

住み続けたい街(駅)ランキングでは、1位は「みなとみらい」(みなとみらい線)が選ばれた。続いて「馬車道」(みなとみらい線)が2位、「北参道」(東京メトロ副都心線)が3位にランクインした。

上位3駅の魅力ポイント
1位 みなとみらい
「外国人や他地域からの出身者がなじみやすい」「散歩やジョギングがしやすい」といった点が高評価を得ました。また、「街の住民がその街を好きそう」や「今後発展しそう」という未来志向の点も評価されている。

2位 馬車道
「外国人や他地域からの出身者がなじみやすい」ほか、「魅力的な文化施設が充実している」といった点が挙げられ、自由なライフスタイルを楽しめる街としても人気だ。

3位 北参道
「魅力的な運動施設の充実」「不動産の資産価値の高さ」などが評価されました。加えて、「魅力的な働く場がある」ことも住み続けたい理由として挙げられている。

また、首都圏全体で渋谷区の駅がトップ50に7駅、日本橋エリアや中央区の駅、江の島近隣エリアもそれぞれ7駅がランクインする結果となった。

住みたい街として評価される地域は、住環境や文化施設の充実度が特に重要視されていることがわかる。

[首都圏]住み続けたい街(自治体)ランキング

住み続けたい街(自治体)ランキングで総合1位に輝いたのは、東京都の武蔵野市となった。2位は目黒区、3位には中央区がランクインした。上位10位内の半数を東京都23区が占める結果となり、住みやすさや人気の高さが際立った。

東京都内では目黒区(2位)、中央区(3位)、文京区(4位)、港区(5位)、渋谷区(7位)が上位にランクイン。神奈川県からは横浜市西区が6位に、都筑区が10位に入るなど、横浜市内から合計8区がトップ50入りした。埼玉県では、さいたま市大宮区が9位、浦和区が15位、中央区が16位と、さいたま市中心エリアが上位を占めている。千葉県では浦安市が8位に、湘南・三浦エリアでは藤沢市(13位)、鎌倉市(20位)などがランクインしている。

TOP3自治体の魅力
1位 東京都武蔵野市
「人からうらやましがられる」「街らしさを感じる食や街並み、自然があり、愛着がもてる」などが高く評価され、メディアによく取り上げられることも人気の要因だ。

2位 東京都目黒区
「人からうらやましがられる」ほか、「不動産の資産価値が高い」「雰囲気の良い飲食店や個人商店がある」といった点が評価され、センスの良さが住民に支持されている。

3位 東京都中央区
「魅力的な働く場や企業がある」「防犯対策がしっかりしており治安が良い」といった点が評価され、商業エリアとしても暮らしやすい環境が整っている。

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