市販カレールー人気ランキング、バーモントが首位を獲得
2026年8月31日 10時41分更新

株式会社TBSラジオは2026年8月27日に、同社が放送する情報ワイド番組内において、リスナーから寄せられた合計802票のアンケート投票結果をもとに集計した「市販のカレールー人気ランキング」のトップ10を発表した。日本の食卓において国民食として深く定着している家庭のカレーライスだが、スーパーなどの店頭には長年親しまれている王道の固形ルーから、利便性や健康志向に特化したフレーク・粉末タイプまで多種多様な製品が並んでいる。各食品メーカーが独自のスパイス調合やコクを引き出す工夫を凝らす中、日頃から料理を手がける一般家庭の生活者が実際に選び、家庭の味として支持している定番商品の人気傾向が今回の集計を通じて浮き彫りとなった。

今回のランキングにおいて、見事に第1位の栄冠に輝いたのはハウス食品株式会社の「バーモントカレー」であった。1963年の発売以来、「リンゴとハチミツ」を使ったまろやかな甘みと奥深いコクが世代を超えて愛され続けており、お湯に溶かすだけでもしっかりと味が決まる完成度の高さが、子育て世帯からシニア層まで圧倒的な支持を集めた。続く第2位には、発売60周年を迎えたエスビー食品株式会社の「ゴールデンカレー」がランクインした。35種類のスパイスとハーブが織りなす香り高さが特徴で、スパイシーな本格派を好む層や、大人も満足できる甘口を求めるファミリー層から熱い支持が寄せられた。第3位には1968年発売のハウス食品「ジャワカレー」が選出された。キリッとした刺激的な辛さと爽快感、チャツネや乳製品によるコクが両立した大人の味わいとして、料理にこだわる層から根強い人気を集めている。
第4位から第10位の顔ぶれを見ると、現代の多様なライフスタイルや調理ニーズを反映した商品が多数ランクインした。第4位には、フレークタイプならではの計量のしやすさや溶けやすさが高く評価されたエバラ食品工業株式会社の「横濱舶来亭 カレーフレーク」、第5位にはどんな具材とも相性が良く手頃な価格帯が魅力のハウス食品「こくまろカレー」が入った。さらに第6位には、小麦粉不使用で時短や作り置きの無水調理にも重宝されるエスビー食品「赤缶カレーパウダールウ」、第7位には脂質やカロリーを抑えつつ本格的なスパイス感を追求したハウス食品「プライムジャワカレー」が続いた。第8位には絶妙な配合バランスで支持されるハウス食品「クロスブレンドカレー」と、中に閉じ込められた濃厚なデュクセルソースがリッチな味わいを生み出す江崎グリコ株式会社の「カレーZEPPIN」が同率で並び、第10位にはフォンドボーの重厚なコクで特別な日の欧風カレーとして選ばれるエスビー食品「ディナーカレー」が選ばれた。
この調査結果は、昭和から受け継がれてきた伝統的な味わいが今なお絶対的な支持を維持しつつも、健康志向やタイパといった現代の調理環境に寄り添う多様なカレールーが生活者から賢く選ばれている実態を示している。




