居酒屋チェーンの満足度調査、1位は鳥貴族―日本トレンドリサーチ
2020年8月18日 11時17分更新
日本トレンドリサーチは、「居酒屋チェーン」の満足度に関する調査を実施し、その結果をサイト内にて公開した。
事前調査で「居酒屋チェーンを利用している」と回答した方を対象に、利用したことのある居酒屋チェーンの「料金」「料理」「お酒」「接客」「清潔感」「総合的な満足度」についての評価とその評価の理由について聞き、各居酒屋チェーンを利用したことのある104人名以上から有効回答を得られた4店で、各社先着104人名の回答を集計した。
104人名以上の有効回答を得られた居酒屋チェーン
・魚民
・鳥貴族
・養老乃瀧
・庄や
◆居酒屋チェーンの満足度ランキング
◆総合満足度1位:鳥貴族(平均7.490点)
鳥貴族は「鳥貴(とりき)」という略称で親しまれている、焼き鳥をメインに提供している居酒屋チェーン店。店名の由来は、「お客様を貴族扱いする」「おしゃれな名前にする」という2つの狙いからきている。
創業は1985年で、大阪府東大阪市に第1号店である「俊徳店」をオープン。以降、大阪、東京、名古屋を中心に店舗を増やし続けている。鳥貴族の特徴は低価格な料金。焼き鳥やドリンクといったすべてのメニューを、298円(税抜)均一で楽しむことができる。
また、「お客様に安心・安全なお食事を提供したい」という想いから、焼き鳥には国産鶏肉を使用している。
◆総合満足度2位:魚民(平均7.125点)
魚民は、株式会社モンテローザが運営している居酒屋チェーン店で、は1994年に第一号店の横浜駅前店をオープンした。モンテローザは他にも「白木屋」「笑笑」「目利きの銀二」など、多くの外食店を全国に展開している。
店舗にもよるが個室が多く、落ち着いた雰囲気の中食事をすることができる。低価格でメニューが豊富なのも特徴で、若い世代から会社員まで幅広い層に利用されている居酒屋。和を基調とした定番のメニューや独自の創作メニューなど、様々な料理を楽しむことができる。また、店舗によってはテイクアウトにも対応しており、自宅で魚民の料理を堪能することも可能。
◆総合満足度3位:庄や(平均7.087点)
庄やは1973年に第一号店をオープンした大衆居酒屋で、株式会社大庄のグループブランド。大庄グループは他にも、「やるき茶屋」「日本海庄や」「うたうんだ村」「大庄水産」などのチェーンストアを全国に展開している。
「板前がいる町の酒場」というキャッチコピーのもと、板前の手作り料理にこだわっているのが特徴。特に海鮮料理に力を入れており、旬の魚から定番の魚まで幅広い種類の刺身や寿司などを提供している。
また、店舗やメニューによってはテイクアウトもできるので、庄や自慢の手作り料理を自宅で楽しむこともできる。
◆総合満足度4位:養老乃瀧(平均6.788点)
養老乃瀧(ようろうのたき)は1956年に第1号店を開店した、居酒屋チェーン店。創業から60年以上が経った現在でも、多くの支持を得ている。養老乃瀧株式会社が運営しており、他にも「だんまや水産」「一軒め酒場」などが養老乃瀧グループに含まれている。
お客様一人ひとりに向き合った気遣いや接客が特徴で、1人でも楽しめるカウンター席や注文しやすい料理、グループでも楽しめる盛り合わせ料理などを提供している。メニューは和食・洋食・中華・つまみと幅広くそろっており、オリジナルの「養老ビール」というビールも販売している。