カタール航空が再び頂点に。世界の航空会社ランキングTOP10

2024年6月28日 10時00分更新


 世界の航空業界で最も権威ある賞の一つとされる「ワールド・エアライン・アワード2024」の結果が発表された。英国の航空サービスリサーチ会社スカイトラックス(Skytrax)が実施したこの調査では、世界中の旅行者の投票に基づき、2024年の世界トップ10航空会社が選出された。

カタール航空が栄えある1位に輝き、シンガポール航空とエミレーツ航空がそれぞれ2位と3位を獲得。日本の航空会社も健闘し、全日本空輸(ANA)が4位、日本航空(JAL)が6位にランクインしている。

カタール航空のバドル・モハメド・アル・メールグループCEOは、この受賞について「比類なきサービスと革新に対する我々の絶え間ない献身の証です」とコメントしている。

World’s Top 10 Airlines of 2024

1位:カタール航空
カタール航空は、ドーハを拠点とするカタールの国営航空会社。最新の機材と優れたサービスで知られ、150以上のビジネスおよびレジャー目的地に就航している。

2位:シンガポール航空
シンガポール航空は、顧客サービスに注力し、国際的に著名なシェフによるグルメ料理や最新の機内エンターテインメントを提供している。Scootと共に、110以上の目的地に運航している。

3位:エミレーツ航空
エミレーツ航空は、ドバイを拠点に世界中の152の目的地に就航している。最新の機材と多様な文化背景を持つスタッフによるサービスが特徴。

4位:全日本空輸(ANA)
ANAは、日本最大の航空会社で82の国際路線と118の国内路線を運航している。成田と羽田のデュアルハブモデルを採用し、世界中の都市と日本を結んでいる。

5位:キャセイパシフィック航空
香港を拠点とするキャセイパシフィック航空は、200以上の目的地に定期便を運航しており、oneworld アライアンスの創設メンバーです。

6位:日本航空(JAL)
JALは、1951年に設立され、230機以上の最新機材を保有している。東京、大阪、名古屋、沖縄の4つの主要ハブから95の目的地に就航している。

7位:ターキッシュエアラインズ
ターキッシュエアラインズは、1933年に設立され、300以上の目的地に就航している。Star Allianceのメンバーであり、世界で最も多くの国に飛ぶ航空会社だ。

8位:エバー航空
エバー航空は、1989年に設立され、Star Allianceのメンバー。台北の桃園国際空港を拠点に、60以上の主要ビジネスおよび観光地に就航している。

9位:エールフランス
エールフランスは、1日1,500便を運航し、116カ国の312の目的地にアクセスを提供している。パリ・シャルル・ド・ゴール空港とアムステルダム・スキポール空港を拠点としている。

10位:スイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)
SWISSは、スイス最大の航空会社であり、チューリッヒとジュネーブからヨーロッパおよび世界各地に直行便を運航している。Lufthansaグループの一員であり、Star Allianceのメンバー。

ANAは「World’s Best Airport Services(世界最高の空港サービス)」と「Best Airline Staff in Asia(アジア最高の航空会社スタッフ)」の2部門でも1位を獲得し、高い評価を得ている。

このランキングは、各航空会社の機内サービス、快適性、機内食、エンターテインメント、スタッフのサービス品質など、様々な要素を考慮して決定されており、世界的なパンデミックからの回復期にある航空業界にとって、このアワードは各社の努力と革新を称える重要な機会となっている。

・出典(https://www.worldairlineawards.com/worlds-top-10-airlines-2024/

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