使い切り不要の「えらべるギフト」、インコムがファミマで販売
2026年4月8日 10時00分更新

2026年4月7日、インコム・ジャパン株式会社は、受け取り手が自分の好みに合わせて商品を選べるマルチチョイス型ギフトカード「えらべるギフト」を全国のファミリーマートおよびミニストップで順次販売開始した。購入した金額の範囲内で複数の商品を何度でも交換できる仕組みが特徴で、3,000円・5,000円・10,000円・30,000円の4種類の価格帯をそろえる。

相手の好みがわからない、好きなものを選びたいニーズに応える
同社の消費者調査によると、約4割が「相手の好みかどうかわからないギフト」を贈ることに悩みを抱えていると回答した。こうした課題に対応するため開発されたのが「えらべるギフト」で、贈る側の選択の負担を軽減しつつ、受け取り手が自ら好みの商品を選べる体験を提供する。
使い方は3ステップで、まず全国のファミリーマートまたはミニストップで希望の金額のカードを購入した後、専用の交換サイトにアクセスし、好みの商品を選んで交換する。残高がある限り繰り返し利用でき、一度で使い切る必要がない点が従来のギフトカードとの大きな違いだ。有効期限は購入日から180日間。
一般的なカタログギフトや単一ブランドのギフトカードは「使い切る必要がある」「ほしいものがない」といった受け取り手側の不満を生みやすい。本カードはその構造的な課題に応える設計で、コンビニで手軽に購入できることから、冠婚葬祭などの特別なイベントだけでなく、誕生日や日頃の感謝といったカジュアルな場面での利用も想定されている。交換可能なブランドの詳細は順次公式サイトで案内されるとしている。
背景には、ギフト市場全体の変化がある。矢野経済研究所の調査*1によると、2024年のeギフト(ソーシャルギフト)市場は前年比120.2%の5,050億円、2025年は同127.7%の6,450億円を見込むとされる。同調査はeギフトの浸透により「選べる」がギフト選びのキーワードになりつつあるとも指摘しており、受け取り手の満足度を重視する傾向は中長期的に続くとみられる。
公式サイト:https://eraberu.gift
*1 矢野経済研究所「ギフト市場に関する調査を実施(2025年)」プレスリリース No.4048(2026年2月13日公開)





