地域ごとの特色が光る!じゃらん年越しそば&お雑煮ランキング
2024年12月20日 10時30分更新
ご当地ならではだと思う年越しそば(うどん)ランキング
順位 | 名称 | 都道府県 |
---|---|---|
1位 | 沖縄そば | 沖縄県 |
2位 | わんこそば | 岩手県 |
3位 | にしんそば | 北海道・京都府 |
4位 | 年越しうどん | 香川県 |
5位 | くるみそば | 長野県 |
まず、年越しそば(または年越しうどん)に関する調査結果では、「ご当地ならではな年越しそば(うどん)」ランキングのトップに沖縄県の「沖縄そば」が選ばれた。沖縄そばは、沖縄独自の料理で、そば粉ではなく小麦粉で作られた太めの麺と、豚骨やかつお節からとった濃厚なだしが特徴だ。沖縄では、これが年越しそばとして食べられることが多く、県民に愛されている。
2位には岩手県の「わんこそば」がランクイン。この「わんこそば」は、少量ずつお椀に盛られ、給仕の人が次々とお椀を満たしていくというスタイルが特徴で、かつては「年越しわんこ」として年齢と同じ杯数を食べるという習慣もあった。
3位には、北海道と京都府で食べられる「にしんそば」がランクイン。身欠きニシンを使ったこのそばは、京都では薄口ダシで味付けされ、北海道では濃口醤油が使用されるなど、地域ごとに異なる味わいが楽しめる。
4位には香川県の「年越しうどん」が入っており、香川県では年越しそばの代わりにうどんを食べる家庭が多いことが反映されている。さらに、「年明けうどん」という新しいスタイルも登場しており、うどんに赤いトッピングを加えてその年の幸せを願う意味が込められている。
5位には長野県の「くるみそば」が選ばれ、くるみをつけ汁に混ぜて食べる独特の風味が特徴的だ。
味の想像がつかないお雑煮ランキング
順位 | 名称 | 都道府県 |
---|---|---|
1位 | うちがえ雑煮 | 徳島県 |
2位 | あんもち雑煮 | 香川県 |
3位 | はば雑煮 | 千葉県 |
4位 | きなこ雑煮 | 奈良県 |
5位 | くるみ雑煮 | 岩手県 |
6位 | くじら雑煮 | 青森県 |
7位 | 焼きハゼ雑煮 | 宮城県 |
8位 | すまし雑煮 | 島根県 |
9位 | 白みそ雑煮 | 京都府 |
10位 | ブリ雑煮 | 岡山県 |
想像がつかないようなお雑煮のランキングでは、1位は徳島県の「うちがえ雑煮」が選ばれた。このお雑煮は、餅の代わりに大きな硬い豆腐を使い、2つの豆腐が十字に重なったインパクトのあるビジュアルが特徴だ。この料理は、食料の保存が難しかった時代に、日持ちする岩豆腐が重宝されていたことに由来している。
2位には香川県の「あんもち雑煮」がランクイン。あんこの餅を白味噌のだしで煮込んだこのお雑煮は、塩味と甘みの絶妙なバランスが魅力だ。
3位には千葉県の「はば雑煮」が登場。波葉(はば)という珍しい地元の海藻を使用したこのお雑煮は、縁起を担いで「一年中幅を利かすことができる」とされており、地元の正月料理として愛されている。
4位には奈良県の「きなこ雑煮」が選ばれ、砂糖入りのきなこを絡めて食べる特徴的な食べ方が紹介されている。きなこの黄色は、米の豊作を願う意味が込められており、家族円満を願う気持ちも表れている。
5位には岩手県の「くるみ雑煮」がランクイン。煮干し出汁と焼いた角餅を使った醤油仕立てのこのお雑煮は、くるみだれで甘じょっぱさを楽しむことができる。