住み続けたい街ランキング、都道府県別は兵庫県が1位
2024年12月19日 10時00分更新
■住み続けたい街(自治体)トップは、3年連続で神奈川県三浦郡葉山町
•住み続けたい街の評点は、「今住んでいる街に、ずっと住んでいたいと思う」という設問に対して、そう思う:100点、どちらかと言えばそう思う:75点、どちらでもない:50点、どちらかと言えばそう思わない:25点、そう思わない:0点の5段階で評価してもらい、その回答の平均値でランキングを作成しています。
•偏差値とは、評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が平均値からどの程度隔たっているのかを示したものです。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なります。
•「住み続けたい街」は、2020年~2024年の回答を累積して集計しています。
1位 神奈川県三浦郡葉山町
3年連続1位となった葉山町は、神奈川県内でも自然豊かなエリアとして知られる。山や海に囲まれた環境が、多くの居住者にとって魅力の一つとなっているようだ。居住者からは「実家があり両親がいるので親孝行も兼ねて住み続けたい」「静かで温和な気候に恵まれている」「好きな海がある」など、自然環境や家族とのつながりを重視する声が多く寄せられている。偏差値も81.0と極めて高い評価を得ている点が特徴だ。
2位 兵庫県芦屋市
2位は兵庫県芦屋市がランクイン。治安の良さや環境の整備が高く評価されており、「落ち着いた街で生まれ育った場所だから離れたくない」「緑豊かで静か。また近隣にスーパーがあり便利」など、居住者の多くが街の利便性と穏やかな雰囲気を挙げている。また、都心部へのアクセスの良さも注目されており、生活基盤が整った地域といえる。
3位 沖縄県中頭郡北谷町
沖縄県からは北谷町が3位に選ばれた。昨年の6位から順位を上げた北谷町は、「自然に囲まれていて散歩していても心が癒される」「海もあり街もあり、住みやすく良い環境」といったコメントが寄せられ、自然環境の豊かさと利便性が高く評価されている。さらに、多様性に富んだ街の活気も、居住者にとっての魅力となっている。
■住み続けたい街(都道府県)トップは、4年連続で兵庫県
•街に誇りがあるの評点は、「街に誇りを持っている」という設問に対して、そう思う:100点、どちらかと言えばそう思う:75点、どちらでもない:50点、どちらかと言えばそう思わない:25点、そう思わない:0点とした場合の平均値です。街に愛着があるの評点は、「街に愛着がある」という設問に対して、そう思う:100点、どちらかと言えばそう思う:75点、どちらでもない:50点、どちらかと言えばそう思わない:25点、そう思わない:0点とした場合の平均値です。
•「回答数」は、各ランキングの設問に回答した2020年~2024年の5年間の累計回答数です。
•幸福度・住み続けたい・誇りがある・愛着があるの順位は、偏差値50未満の場合は「-」と表示しています。
•住みここち、住みたいの順位は、WEBサイトで発表している順位までを掲載し、それ以降の順位となる場合は「-」と表示しています。
住み続けたい街(都道府県)では、兵庫県が4年連続でトップに立った。兵庫県は、住民の誇りや愛着を強く引き寄せる魅力的な要素があり、その評価は高く、住み続ける意欲を高める要因となっている。続く2位には香川県、3位は愛媛県がランクインした。香川県と愛媛県ともに3年連続で同順位となっており、住民の満足度が長期間にわたって高いことが分かる。
調査概要
調査方法:株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
回答者:全国47都道府県(対象自治体1,890)居住の20歳以上の男女、2020年~2024年(一部の回答のみ2019年を追加)合計842,238名を対象に集計。
[男女比] 男性47.6%:女性52.4%
[未既婚] 未婚38.3%:既婚61.7% [子ども] なし46.8%:あり53.2%
[世代比] 20歳代15.0%、30歳代22.3%、40歳代24.0%、50歳代22.2%、60歳代12.2%、70歳代4.3%