IBMが4部門で1位に輝く、ICT分野別の強いと思うベンダー企業ランキング

2014年9月4日 14時12分更新


・IBMが「モバイル」以外の4部門で1位にランクイン

・IBMと富士通が激しくしのぎをけずる中、クラウド化でamazonが躍進

 
 
 日経BPコンサルティングはシステム部門や経営・利用部門の勤務者を対象としたユーザー調査を7月に実施し、ICT分野別の強いと思うベンダー企業ランキングを発表した。
 当調査は「企業システムのクラウド化」「ビッグデータの企業活用」「モバイルの企業活用」「ソーシャルメディアの企業活用」「ICTによるビジネスのイノベーション」の5分野で集計されている。

 それによるとIBMが「モバイル」以外の4部門で1位に輝いた。「モバイル」ではソフトバンクが1位にランクインした。

 各部門の上位3位は以下のとおり。

■「クラウド化」
 1位:IBM 2位:富士通 3位:amazon

■「ビッグデータ」
 1位:IBM 2位:富士通 3位:NEC

■「モバイル」
 1位:ソフトバンク 2位:NEC 3位:NTTドコモ

■「ソーシャルメディア」
 1位:IBM 2位:富士通 3位:NEC

■「ビジネス・イノベーション」
 1位:IBM 2位:富士通 3位:NEC

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 IBMと富士通が激しくしのぎを削るなか、クラウド化部門でamazonが食い込んでいる点が興味深い。amazonのクラウドサービスは実は同社の隠れた収益源。今後も外資企業の進出は大きな脅威となりそうだ。

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