サーバー機のハードウェア保守契約満足度、リコージャパンが3年連続で第1位!
2017年9月20日 11時12分更新
J.D. パワーは、2017年IT機器保守サービス顧客満足度調査<サーバー機編>の結果を発表した。同調査は、全国の従業員規模50名以上の企業を対象に、サーバー機(メインフレーム・オフコン含む)のハードウェア保守契約の満足度を明らかにする調査である。
2017年7月に郵送調査によって実施され、サーバー機の年間保守契約を締結している企業3,214社から回答を得ている。なお、調査は1回答社から最大2つの保守サービス会社の評価を得ている為、実際の評価件数は3,889件となっている。
満足度の測定にあたっては、総合的な顧客満足度に影響を与える5つのファクター(領域)を設定し、各ファクターの総合満足度に対する影響度をもとに、総合満足度スコアを算出している(1,000ポイント満点)。ファクターごとの総合満足度に対する影響度は、「障害受付対応」(7%)、「復旧作業」(12%)、「平時の対応」(34%)、「サービスメニュー」(27%)、「コスト」(21%)となっている。
サーバー機保守契約の満足度ランキングは、ランキング対象となった10社中、リコージャパンが639ポイントで3年連続第1位となった。同社はすべてのファクターで全体を大きく上回りトップスコアを得ている。第2位はユニアデックス(607ポイント)、第3位は大塚商会(599ポイント)となった。
なお、同調査では、保守契約に基づき実際の保守作業を実施しているフィールドサービス会社を評価対象としている。