ウォーターサーバーの利用満足度は77.67%!ーシナジア

2022年3月7日 11時25分更新


 株式会社シナジアは、「ウォーターサーバー79個を徹底比較!おすすめ人気サーバーランキング」にて、20歳~70歳の男女1,000人を対象に「ウォーターサーバーに関するアンケート調査」を行った。

■調査結果
ウォーターサーバー選びの際に、最も重視されるのは「ランニングコスト63.7%(637人)」
「アクアクララ36.79%(71人)」の利用率が最多!レンタル料と水代の安さが人気の理由か
77.67%(80人)がウォーターサーバーの設置に「満足している」と回答
【調査概要】
調査対象:20歳~70歳の男女
対象人数:1,000人(男性500人、女性500人)
調査対象地域:日本全国
調査方法:freeasy (インターネット調査)
調査期間:2022年2月9日
調査目的:ウォーターサーバーの市場や利用者の動向変化を調査

■60.3%(603人)が「水道水」を飲み水に利用している!

(複数選択可)
※その他の詳細:「緑茶やジュースなど0.3%(3人)」「地下水が20.2%(2人)」

普段、飲み水に使用している水を調べたところ、「水道水60.3%(603人)」が最多でした。その次に多かったのは、「ペットボトル42.5%(425人)」、「ウォーターサーバー12.0%(120人)」だった。

上記の調査結果より、各項目を下記の「安さ重視」と「品質重視」に分けたグラフを作成。
※水道水、スーパーの無料提供水を「安さ重視」、ペットボトル、ウォーターサーバー、浄水器を「品質重視」としました
※「その他0.5%(5人)」は除く

結果は「安さ重視54.7%(686人)」「品質重視45.43%(571人)」となり、「安さ重視」が9.27%多かった。飲み水に使用する水は、品質より安さを重視する傾向にあるのだろうか。

しかし両者に大きな差はないため、安さ重視派と品質重視派で二極化している可能性もあるだろう。

■約10人に1人が現在ウォーターサーバーを利用している

ウォーターサーバーを「現在置いている」は10.30%(103人)、「現在置いている」と「過去に置いていた」は合計19.30%(193人)という結果に。約10人に1人は現在ウォーターサーバーを利用しており、約5人に1人がウォーターサーバーの利用経験があるとわかる。

■ウォーターサーバー選びで重視するのは「ランニングコスト63.7%(637人)」


※Q2で「利用したことがない」を選んだ方は、利用する場合を想定し回答(最もあてはまるものを1つ選択)

ウォーターサーバー選びで最も重視されるポイントは「ランニングコスト63.7%(637人)」のようだ。他のポイントと比較し、4.93倍~17.21倍もランニングコストが重視されている。

さらに上記の調査結果を、男女別に分けた下記のグラフを作成した。

男女で大きく差が出たポイントは、「ウォーターサーバーの機能」「水の交換しやすさ」だった。男性は女性の1.84倍「ウォーターサーバーの機能」を重視し、女性は男性の1.76倍「水の交換しやすさ」を重視すると判明した。

ウォーターサーバーは水の入ったボトルが15キロ以上の重さがあるものもあり、交換できるのか不安を感じる女性がいるようだ。

上記のように、男女でウォーターサーバーの選び方ポイントが異なった。

■ウォーターサーバーは「ネット申し込み39.38%(76人)」が人気!

※Q2でウォーターサーバーを自宅に「現在置いている」「過去に置いていた」を選んだ方に質問(複数選択可)

「インターネットで申し込み39.38%(76人)」が最も多かった。インターネットだと営業時間に関係なく24時間申し込みが可能だ。そのためネットで申し込む方が多いと考えられる。

その次に多かったのは「ショッピングモールなどの特設ブースで申し込み33.16%(64人)」だった。コロナ禍以前は特設ブースにて、水の試飲やサーバーの試供を実施しているメーカーも多く見かけた。実際に試用し申し込みを決めた方も多いのではないだろうか。

■79.28%(153人)が宅配水型ウォーターサーバーを利用!利便性と品質の高さが魅力か

※Q2でウォーターサーバーを自宅に「現在置いている」「過去に置いていた」を選んだ方に質問(複数選択可)

「宅配水型」は79.28%(153人)で、「水道水補充型」の4.02倍、「ペットボトル設置型」の6.12倍でした。「宅配水型」が人気の理由は、「水道水補充型」と比較し水の品質がよく、「ペットボトル設置型」のようにペットボトルを買う手間が不要なためと考えられる。

なお「宅配水型」の「床置き」と「卓上」を比較した場合、「床置き」が73.86%(113人)「卓上」が26.14%(40人)となり、卓上よりも床置きが人気とわかった。

■ウォーターサーバー利用率TOP3は「アクアクララ」「クリクラ」「プレミアムウォーター」

※Q2でウォーターサーバーを自宅に「現在置いている」「過去に置いていた」を選んだ方に質問(複数選択可)
※その他のメーカーの詳細:「さららいと」「エコウォーター」「ピュアハワイアンウォーター」「ナチュラルウォーター」「ウォーターネット」がいずれも0.52%(1人)

利用したことのあるウォーターサーバーメーカーTOP3は下記の通り。

1位:アクアクララ 36.79%(71人)
2位:クリクラ 16.06%(31人)
3位:プレミアムウォーター 13.47%(26人)

1位の「アクアクララ」と2位の「クリクラ」は、サーバーレンタル料無料※1、水代が安いRO水※2という共通点がある。Q3の調査結果よりウォーターサーバーの「ランニングコスト63.7%(637人)」が最も重視されるように、レンタル料や水代の安さはユーザーにとって魅力的なのかもしれない。

一方、3位の「プレミアムウォーター」は、デザイン性に優れたサーバーもあり、天然水を宅配してもらえます。お洒落なウォーターサーバーが欲しい方や、水の味や栄養にこだわる方は、プレミアムウォーターを選んだとも考えられる。

※1.クリクラの「マルチサーバー クリクラShuwa」のみ除く
※2.RO水は天然水と比べ、1L当たり約86円安い(当編集部調べ)

■ウォーターサーバーのメリット「冷水や温水をすぐに利用できる57.51%(111人)~59.59%(115人)」

※Q2でウォーターサーバーを自宅に「現在置いている」「過去に置いていた」を選んだ方に質問(複数選択可)

ウォーターサーバーのメリットは、「冷水がすぐに利用できる57.51%(111人)」と「温水がすぐに利用できる59.59%(115人)」が特に多かった。さらに4番目に多い回答は「ペットボトルで水を買う必要がなくなる23.83%(46人)」だった。

ウォーターサーバーは、家事を時短できる点にメリットを感じる方が多いと考えられる。

■ウォーターサーバーのデメリット「ランニングコストがかかる57.51%(111人)」

※Q2でウォーターサーバーを自宅に「現在置いている」「過去に置いていた」を選んだ方に質問(複数選択可)

ウォーターサーバーのデメリットで最多は、「ランニングコストがかかる57.51%(111人)」だった。

ウォーターサーバーはサーバーレンタル料、水代、メンテナンス料、電気代がかかり、メーカーやサーバーにより料金も異なります。そのため各料金を調べておかないと、ランニングコストが高いと感じる恐れがある。

そして2番目に多かったデメリットは、「サーバーの設置場所と補充用ボトルの保管場所が必要47.15%(91人)」でした。場所を取る問題を回避するためには、サーバーのサイズを調べ、ボトルの保管場所の確認が必要だ。

■ウォーターサーバー設置後の満足度は77.67%(80人)

※Q2でウォーターサーバーを自宅に「現在置いている」を選んだ方に質問

ウォーターサーバー利用者の満足度を調べたところ、「満足している」が77.67%(80人)、「後悔している」は5.83%(6人)だった。

ライフスタイルに合ったウォーターサーバーを選択すれば、さらに「満足している」の割合は増えると考えられる。そのためにも、料金やスペックを比較し、最適なサーバーを選ぶことが大切だ。

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