バラエティ番組注目度ランキング

2024年8月15日 12時29分更新


 REVISIO株式会社は、2024年4月クールの民放キー局で放送されたレギュラーバラエティ114番組を対象に注目度ランキングを作成し、人気の傾向を分析した。

個人全体注目度1位は「金スマ」

「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金スマ)が個人全体注目度1位を獲得した。女性注目度でも1位となり、圧倒的な支持を集めている。

中居さんのMC力が高評価
4月26日放送の「ママのお悩み一刀両断SP」では、女性視聴者の共感を呼ぶテーマを取り上げた。中居正広さんの卓越したMC力も人気の大きな要因とされている。

コア視聴層注目度1位は「水曜日のダウンタウン」

男女13歳から49歳の「コア視聴層」では、TBS「水曜日のダウンタウン」が65.2%という高い注目度を記録し1位となった。

スリルと笑いの絶妙なバランスで視聴者を魅了
男女13-49歳注目度ランキングで65.2%という数字を叩き出し1位に輝いたのは、TBS「水曜日のダウンタウン」。世帯視聴率は5.4%で全体の40位と決して高い数値とは言えないが、視聴者を「くぎづけ」にするパワーは圧倒的だと言える。

では「水曜日のダウンタウン」は、なぜ視聴者を惹きつけるのだろうか。その魅力は、過激で予測不能な企画内容にある。スリルと笑いの絶妙なバランス感覚が、多くの視聴者を虜にしている。

演出を手掛ける藤井健太郎さんによれば「面白そうな企画でも、どこかの番組で先に同じようなことをやっていたら、基本的にはナシ」にするほど企画へのこだわりが強く、それがこの番組の最大の魅力と言える。さらに、SNSでの拡散を意識した番組作りも、若年層の心を掴む要因と考えられる。インパクトのあるシーンや展開を盛り込むことで、視聴者がSNSでコメントしたくなるような状況を生み出し、番組の話題性を高めている。

放送時間が22時~という点も、一日が終わってリラックスしている時間帯であり、コア視聴層のライフスタイルに合致していまる。これも高い注目度を獲得する要素と言えるだろう。

・REVISIO株式会社による調査
・REVISIOの視聴データ公開サイト「RE.Source

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