オリコンは子ども英会話教室満足度ランキングを発表、1位は「Benesse子ども英語教室」に
2014年9月4日 16時11分更新
オリコンは「2014年度 顧客満足度の高い子ども英会話ベスト10」の結果を発表した。
調査期間は2014年5月30日~6月3日。回答者数は2,516人。調査対象は英語教室に半年以上通わせている未就学児(3歳以上)から小学生までのお子様を持つ保護者で、女性は27歳以上、男性は29歳以上となっている。
総合満足度1位を獲得したのは「Benesse子ども英語教室」。「教室への通いやすさ」「レッスン料」「教室の信頼性」で1位を獲得したほか、「カリキュラムの充実度」等で2位になるなど全項目でベスト10に入り、幅広い満足度を得ている。学齢別ランキングでも全てにランクインし、地域別、保護者別でも高い数値を残した。
総合2位は「ECCキッズイングリッシュワールド」。1位のベネッセを抜く、「レッスン中の雰囲気」「カリキュラムの充実度」「教材・テキストの質」「英語の習得度」「講師の質」の5項目で1位の満足度を得ており、非常に高く評価されている。また全ての項目でベスト10入りしているのも見逃せない。1位を逃したのは地域別で選外となってしまった点にあると思われる。
3位は「セイハ英語学院」。1位となった項目は「レッスンの受けやすさ」のみだが、学齢別で3項目全てにランクイン、地域別でも「中部・北陸」「近畿」で1位になるなど、突出したものはないものの高い満足度を得ている。
僅差で4位に「ECCジュニア 子ども英会話教室」。こちらも学齢別で3項目全てにランクインした他、地域別ランキングでは唯一全地域でランクインしている。
5位は「シェーン英会話」、6位は「AEON KIDS (イーオンキッズ)」と続いている。
ベネッセは「教室の信頼性」の項目で満足度1位を獲得しながら、調査期間後の7月に個人情報流出事件を起こしてしまい、その信頼を裏切ることになってしまった。子どもを任せるからには信頼性が一番大事になってくるはずである。グローバルに活躍できる人材が必要とされる中、子に英語を習わせようとする親はこれから更に増え、そうなれば英会話教室は更に重宝されるはずだ。英語を習う環境だけでなく、子どもを安心して預けられる環境づくりにも努力を重ねていってもらいたい。
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