大学生を集める都道府県、京都が流入超過率115.5%で1位。ポップコーン調査
2026年10月19日 10時45分更新

ポップコーン株式会社は9月30日、ウェブメディア「大学パワーランキング」において、大学生を集める県・送り出す県ランキング【2026年最新版】を公開した。文部科学省の「学校基本調査(令和7年度)」をもとに、都道府県ごとの大学入学者の流入と流出を集計されたもので、流入超過率は京都府が115.5%で1位となり、東京都の93.6%が続いた。
同社は、他の都道府県の高校を卒業して、その県の大学に入学した人数を流入、その県の高校を卒業して、他県の大学に入学した人数を流出と定義。流入から流出を引いた値をその県の高校出身の大学入学者数で割り、流入超過率を算出している。対象は47都道府県の大学(学部)入学者645,513人で、過年度の卒業者も含む。出身高校の所在地が「その他」に分類される入学者(外国の学校の出身者など)は、流入・流出の計算から除外されている。

1位の京都府は、府内の高校出身の大学入学者16,286人に対し、府内の大学への入学者が36,549人だった。流入は26,204人、流出は7,387人で、18,817人の流入超過となった。2位の東京都は流入超過が74,737人で、人数では全国最多だ。都内の大学への入学者は160,910人で、全国の入学者の24.9%を占める。3位の大阪府は流入が29,123人、流出が18,144人で、10,979人の流入超過だった。流入人数は東京都に次いで全国2番目となっている。このほか、7位の愛知県は9.7%、8位の神奈川県は0.8%で流入超過となった。愛知県の自県残留率72.5%は全国で最も高い。神奈川県は流入と流出がほぼ同数で、流入超過は361人だった。
三大都市圏以外でも流入超過の県が上位に
4位の福岡県は流入超過率が13.7%で、三大都市圏以外では最も高かった。流入超過は3,210人で、自県残留率は65.9%。5位の宮城県は13.5%で、流入超過は1,400人。北海道・東北地方で流入超過となったのは宮城県のみだった。6位の石川県は13.3%で、流入3,784人に対し流出は3,005人。同社の数値から算出すると、差し引き779人の流入超過となる。
一方、流入が流出を上回ったのは上記の8都府県のみで、残る39道県は流出超過だった。9位の滋賀県はマイナス10.2%、10位の岡山県はマイナス10.8%で、岡山県は中国・四国地方の中では最上位だった。流出超過が最も大きかったのは茨城県で、流入超過率はマイナス62.7%だった。三重県のマイナス62.4%、長野県のマイナス57.4%が続いた。同社は今後、人口あたりの大学生数や研究費の集計も公開する予定としている。
参照:ポップコーン株式会社 2026/09/30
https://powerranking.jp/student-inflow-outflow-prefecture/
