移住先人気ランキング、沖縄・北海道が二強

2025年7月8日 09時21分更新


 近年、働き方やライフスタイルの多様化に伴い、「移住」への関心が高まっている。都会の喧騒を離れて自然豊かな場所での暮らしを求める人や、子育て環境を重視する人など、その理由は多岐にわたる。こうした背景を受け、株式会社NEXERは賃貸検索サイト『エアドア』と共同で、全国の男女1000名を対象に「移住したい都道府県」に関するアンケート調査を実施した。調査は2025年6月18日から26日にかけてインターネットで行われた。

◆第1位 沖縄県(130票)
栄えある第1位に輝いたのは、美しい海と温暖な気候、ゆったりとした時間が魅力の沖縄県だった 。アンケート回答者からは「海が綺麗」「癒される」「一年中温かい」といった声が多く、南国気分を味わえることや、独自の文化が多くの人々を惹きつけている。

◆第2位 北海道(124票)
第1位にわずか6票差で続いたのは、広大な自然と四季を満喫できる北海道だった。夏は涼しく冬はウィンタースポーツが楽しめることに加え、「海の幸が豊富」といった食の豊かさや壮大な土地でのびのびと暮らしたいという期待から支持された。

◆第3位 東京都(89票)
第3位には日本の中心地、東京都がランクインした。圧倒的な利便性と多彩な仕事・娯楽の選択肢が最大の魅力だ。回答からは「都会でなんでも買える」「時給が高い」といった、都市ならではのメリットを享受したいという願望が見て取れる。

◆第4位~第10位
同率第4位は、都市と自然が共存する神奈川県と、温暖な気候や富士山の景観、好アクセスが魅力の静岡県が並んだ。
続く第6位の長野県は「過ごしやすい気候」と「健康寿命」が、第7位の福岡県は「家賃の安さ」や「食の美味しさ」が支持理由となった。
同率第8位の千葉県は「ディズニーが近い」といったレジャー面 、京都府は「風情と環境の良さ」が評価された。
そして同率第10位は、「東京へのアクセス」が良い埼玉県と、「人が明るく、楽しく過ごせそう」な府民性が魅力の大阪府だった。

総括:
今回の調査では、自然豊かな沖縄県と北海道が僅差で上位を占め、多くの移住希望者の心を掴んでいることが示された。その一方で、都市機能が充実した東京都も強い支持を得ており、利便性を追求する層からの人気も根強い。あなたが描く理想の暮らしは、どの都道府県で見つかるだろうか。このランキングが、移住を考えるきっかけになれば幸いだ。

株式会社NEXERとエアドアによる調査
エアドア:https://airdoor.jp/

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