子育て世帯の街の住みここちランキング2023<首都圏版>
2024年2月13日 10時00分更新
•住みここ首都圏(総合)の順位は、2023年5月17日に発表した「街の住みここちランキング2023<首都圏版>」の順位を表記しています。
•近接駅を統合しています。2つ以上近接駅を統合した場合は、駅名の後にA(area)を付記しています。
•【築地・新富町A】築地・東銀座・築地市場・新富町、【人形町・水天宮A】水天宮前・人形町・浜町、【後楽園A】後楽園・春日、【有明A】有明・国際展示場・東京ビッグサイト・有明テニスの森、【馬喰町A】馬喰町・小伝馬町・東日本橋・馬喰横山、【神田A】神田・新日本橋・三越前、【多摩センターA】小田急多摩センター・京王多摩センター・多摩センター、【飯田橋・神楽坂A】飯田橋・神楽坂・牛込神楽坂
•「子育て世帯の街の住みここちランキング2023」は、2019年~2023年の5年分の回答を累積して集計しています。
•「子育て世帯の街(駅)」は、駅徒歩15分以内に居住していて、年齢20歳~50歳、既婚、子どもがいる世帯の回答者が20名以上の駅を、「子育て世帯の街(自治体)」は、年齢20歳~50歳、既婚で、子どもがいる世帯の回答者が50名以上の自治体を調査対象者として集計しています。
•評点は、今住んでいる街への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である:0点とした場合の平均値です。
•偏差値とは、評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が平均値からどの程度隔たっているのかを示したものです。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なります。
総評
■「子育て世帯の街(駅)の住みここち」トップは、2年連続で奥沢(東急目黒線)
1位は、2年連続で東京都世田谷区に位置する奥沢。2位は東京都中央区に位置する築地・新富町Aで、3年連続でのランクインとなる。築地・新富町Aは、築地・東銀座・築地市場・新富町を統合したエリアであり、「住みここち2023<首都圏版>」では3位となっている。3位は、2年連続で東京都江東区に位置する清澄白河だ。トップ10内では、昨年は累計回答数が20名未満でランキング集計対象外だった東京都大田区に位置する洗足池が、新たに4位にランクインしている。
■「子育て世帯の街(自治体)の住みここち」トップは、3年連続で東京都中央区
1位は3年連続で東京都中央区で、「住みここち2023<首都圏版>」でも1位の高い評価を得ている。2位は、昨年4位から順位を2つ上げた東京都武蔵野市で、「住みここち2023<首都圏版>」では3位となっている。3位は、2年連続で埼玉県さいたま市浦和区だ。トップ10の自治体のうち2自治体[神奈川県横浜市西区(6位)・東京都三鷹市(10位)]は、「住みここち2023<首都圏版>」ではトップ10にランクインしていませんでしたが、子育て世帯からの評価は昨年に引き続きとても高くなっている。
■「子育て世帯の街の住みここちランキング」の居住者コメントでは、商業施設の充実、治安の良さ、公園の多さなどに関するコメントが多数
トップ3の街(駅・自治体)に住む調査対象である子育て世帯のコメントからは、「買い物の便利さ」「治安の良さ」「公園の多さ」「交通の便の良さ」「住民との程よい距離感」等について評価するコメントが多く見られ、特に「生活利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」因子等が街の住みここちの評価に繋がっているようだ。
子育て世帯の街(駅)の住みここちランキング<首都圏版>上位の分析 <1~3位>
1 位 (偏差値81.8) 奥沢 (東急目黒線)
居住者コメント
•閑静な街並みが維持されており住民が協力し合って支えている感じが伝わってくる。(男性・49歳・既婚・管理職)
•交通の便がよく、自由が丘や渋谷へのアクセスがし易く買い物にもそこまで不便は無いのに、閑静な住宅街である。(男性・42歳・既婚・管理職)
•ママ友とランチに行くお店がたくさんあり、満足している。(女性・45歳・既婚・営業職)
•都会なのに静かで安全。(女性・38歳・既婚・専業主婦)
•閑静な住宅街。治安がよい。幹線道路へのアクセスの良さ。(女性・37歳・既婚・事務職)
•治安が良い。(女性・48歳・既婚・専業主婦)
2 位 (偏差値80.1) 築地・新富町A (東京メトロ日比谷線)
居住者コメント
•各所へのアクセスがよく、閑静で、公共の施設も充実しており、生活がしやすい。(女性・46歳・既婚・パート)
•都心でアクセスが良い。人がたくさんいて寂しくない。馴染みやすい。(女性・33歳・既婚・専業主婦)
•治安が良い。どこへ行くにも便利。自転車で様々なエリアへ行くことができる。銀座や東京駅が徒歩圏内。(女性・32歳・既婚・営業職)
•飲食店の充実度合い、防犯が行き届いている。デパートや商業施設までのアクセスの良さ(女性・40歳・既婚・事務職)
•地下鉄や車どちらを利用してもアクセスが良く、お出かけの際は色々行けて交通の便が良い。(女性・31歳・既婚・パート)
3 位 (偏差値78.1) 清澄白河 (東京メトロ半蔵門線)
居住者コメント
•子供が学校へ行くのに危ない道が少ない、歩道が広いところが多い、大きい公園があるので自然が多い、アクセスの良さ、住みやすいと感じることが多い。(女性・39歳・既婚・パート)
•少し歩けばお店やカフェ、雑貨屋さんなど活気があるが、住宅街は基本的に静かで車通りも少なく住みやすい、都心に近い。(女性・32歳・既婚・技術・研究職)
•どこへ行くにもアクセスが良く、大きな公園やスーパーも充実している。(女性・47歳・既婚・会社経営者・役員)
•子供が遊べる広い公園が近くにあるので嬉しい。(女性・39歳・既婚・事務職)
子育て世帯の街(自治体)の住みここちランキング<首都圏版>上位の分析 <1~3位>
1 位 (偏差値70.6) 東京都中央区
居住者コメント
•とにかく治安が良く生活環境が整っており小さな子供を育てる環境としては申し分ない。非常に満足。(男性・34歳・既婚・管理職)
•駅、複数路線有で交通にとても便利。徒歩圏内にスーパー、ドラッグストアが複数あり、生活に便利。(女性・37歳・既婚・専業主婦)
•都心へのアクセスが良い。図書館や学校や塾など教室環境が良い。程よく栄えている。(女性・36歳・既婚・営業職)
•徒歩圏内である程度すべて揃う。歩道が広く、子供にも手厚い制度。(女性・34歳・既婚・専業主婦)
•バス・電車が充実している。(女性・27歳・既婚・事務職)
2 位 (偏差値69.4) 東京都武蔵野市
居住者コメント
•街全体として子連れに優しい。近所付き合いも程よい。挨拶やひと言言葉を交わしたりするが濃すぎず、隣に誰が住んでいるかもわからないという感じではない。ゴミ収集が1軒1軒回収してくれることがとても良い。(女性・36歳・既婚・無職)
•子育て世帯が多く、子供が遊べる公園や子育て広場が充実している。吉祥寺も徒歩で行けるため、遠くまで出かけなくても買い物が楽しめる。(女性・31歳・既婚・事務職)
•自転車があれば全て解決できる。子育てに向いた施設がある(図書館など)。(男性・31歳・既婚・技術・研究職)
•自然があり、買い物するとこも充実していて子育てしやすい環境。(女性・41歳・既婚・専業主婦)
3 位 (偏差値68.9) 埼玉県さいたま市浦和区
居住者コメント
•子育て環境が良く、教育に熱心な世帯が多い。公園や自然と商業地のバランスが良く、穏やかに住みやすい。治安が良く、安心して暮らせる。(女性・37歳・既婚・事務職)
•治安が良く、落ち着いている。徒歩圏内に賑わいのある昔ながらの商店街やデパートがあり、買い物にも便利。おしゃれなカフェも多い。(女性・38歳・既婚・事務職)
•パトロールなどで地域の方が子供の安全を守ってくれている。(女性・40歳・既婚・専業主婦)
•閑静な住宅街でありながら徒歩圏内に百貨店や、スーパーマーケットなど充実している。(女性・38歳・既婚・パート)
子育て世帯の街(駅)の住みここちランキング〈1位~50位〉
●1位の奥沢は、東京都世田谷区に位置する駅で、因子別では「親しみやすさ」で5位の評価を得ている。
●2位の築地・新富町Aは東京都中央区に位置する駅で、東京メトロの日比谷線や有楽町線等が乗り入れている。因子別では「親しみやすさ」4位、「交通利便性」5位の評価を得ている。
●トップ10内では、8位の目白(昨年12位)、9位の海浜幕張(昨年16位)、10位の吉祥寺(昨年27位)が昨年から順位を上げてランクインしている。
●トップ10には、東京都の中でも閑静な住宅街が多い東急沿線の4駅(奥沢・洗足池・学芸大学・尾山台)がランクインしている。
●トップ10のうち、「住みここち2023<首都圏版>」でもトップ10に入っている駅は2位の築地・新富町Aのみで、その他の駅は全て2桁の順位だった。「住みここち2023<首都圏版>」は全世帯が対象だが、子育て世帯にとっての住みここちは、少し異なる結果となっている。
●トップ2の駅は偏差値80台の極めて高い評価、また、3位~18位までの駅は、偏差値70台の高い評価を得ている。また、19~50位の駅も偏差値60台で相対的に子育て世帯にとって住みここちが良いという評価になっている。
•住みここ首都圏(総合)の順位は、2023年5月17日に発表した「街の住みここちランキング2023<首都圏版>」の順位を表記している。
•「子育て世帯の街(駅)」は、駅徒歩15分以内に居住、年齢20歳~50歳、既婚、子どもがいる世帯の回答者が20名以上の駅を調査対象者として集計している。
•因子の評点は、59項目の街に対する評価を因子分析した結果から算出している。因子の偏差値が50未満の場合は、因子別順位を「-」としている。
•評点は、今住んでいる街への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である:0点とした場合の平均値。
•偏差値とは、評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が平均値からどの程度隔たっているのかを示したもの。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なる。
子育て世帯の街(自治体)の住みここちランキング〈1位~50位〉
●1位の東京都中央区は、因子別では「交通利便性」「親しみやすさ」で1位、「生活利便性」で5位の高い評価を得ている。東京都中央区は、唯一偏差値70台の高い評価を得ている。
●2位の東京都武蔵野市は、因子別では「行政サービス」で1位、「親しみやすさ」で2位、「生活利便性」「防災」で3位の高い評価を得ている。
●3位の埼玉県さいたま市浦和区は、因子別では「防災」で2位、「行政サービス」で4位、「親しみやすさ」で5位の高い評価を得ている。
●トップ10には東京都が最も多く5自治体、千葉県・神奈川県は2自治体、埼玉県は1自治体ランクインしている。
●トップ10の自治体は「生活利便性」または「親しみやすさ」のいずれかの因子で10位以内に入っている。また、「行政サービス」でトップ10に入っている自治体も5つあり、「生活利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」因子の評価が、子育て世帯の住みここちの良さに繋がっているようだ。
•住みここ首都圏(総合)の順位は、2023年5月17日に発表した「街の住みここちランキング2023<首都圏版>」の順位を表記している。
•「子育て世帯の街(駅)」は、駅徒歩15分以内に居住、年齢20歳~50歳、既婚、子どもがいる世帯の回答者が20名以上の駅を調査対象者として集計している。
•因子の評点は、59項目の街に対する評価を因子分析した結果から算出している。因子の偏差値が50未満の場合は、因子別順位を「-」としている。
•評点は、今住んでいる街への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である:0点とした場合の平均値。
•偏差値とは、評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が平均値からどの程度隔たっているのかを示したもの。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なる。