全国郷土料理選手権ベスト3
2023年12月5日 10時00分更新
バイヤーズ・ガイド(有限会社永瀬事務所)は全国 11,572人の一般消費者を対象に、都道府県別に食のイメージを把握する『47 都道府県〈食のイメージ〉調査』を実施した。
この調査は、食全体から米・めん類・野菜・果実・水産物・肉類・菓子類・酒・料理など17 カテゴリ別に、〈イメージ部門(食のイメージがある)〉、〈実食部門(この1年間に食べたことがある)〉、〈満足度部門(1年間に食べた中で良い印象に残っている)〉を調べるもので、今年で9 回目となる。『47 都道府県〈食のイメージ〉調査』について、主な結果は以下のとおりだ。
【郷土料理部門】
1 位の秋田県『きりたんぽ』に対して、愛媛県『じゃこ天』 の人気度は?
今回の調査では、日本全国の『郷土料理』について3 つまで自由記入形式で調査したところ、1 位『きりたんぽ』(秋田県)、2 位『ほうとう』(山梨県)、3 位『ジンギスカン・ジンギスカン鍋』(北海道)、4 位『沖縄そば・ソーキそば』(沖縄県)、5 位『たこ焼き』(大阪府)という各地を代表する郷土料理が選出された。いま話題の『じゃこ天』の認知度は?
【イメージ部門】(食のイメージがある)
ベスト3 は5 年連続で、“食の宝庫 北海道”、“食い倒れ 大阪”、“食の都 福岡”
食のイメージ部門は5 年連続で、1 位:北海道、2 位:大阪府、3 位:福岡県の順で、人気の観光地がランクイン。北海道は各カテゴリ別にみても、米、野菜、野菜加工品、果実、果実加工品、水産物、水産加工品、肉類、ハム・ソーセージ、肉類加工品、乳類、菓子、飲料など、17 カテゴリ中13 カテゴリで第1 位を占めた。
【実食部門】(この1年間に食べたことがある)
17 カテゴリ中14 カテゴリで1位を独占した北海道
実食部門も食のイメージ部門同様、1 位:北海道、2 位:大阪府、3 位:福岡県の順となった。北海道は各カテゴリ別にみても、米、めん類、野菜、野菜加工品、果実加工品、水産物、水産加工品、肉類、ハム・ソーセージ、肉類加工品、乳類、菓子、アルコール、飲料など17 カテゴリ中14 カテゴリで第1 位を独占。まさに“食の宝庫北海道”という圧倒的結果となった。
【満足度部門】(1年間に食べた中で良い印象が残っている)
各地域のブランド食材・特産品・地元グルメで群雄割拠の状態に!
満足度部門を各カテゴリごとにみると、北海道一強の状態は崩れて群雄割拠の状態になる。例えば、米:新潟県、めん類:香川県、果実:山梨県、果実加工品:青森県、水産加工:宮城県、肉類:兵庫県、飲料:愛媛県、調味料:千葉県、料理:大阪府というように、各地域のブランド食材・特産品・地元グルメは、消費者の満足度が高いことがうかがえる。
【調査概要】
・調査時期:2023年8⽉7⽇〜9⽉22⽇
・調査方法:インターネットによる調査(マクロミルモニター)
・調査対象:全国20〜69歳の男⼥
・調査時期:2023年8⽉7⽇〜9⽉22⽇
・割付⽅法:全国の市区町村について人口規模により30区分に分け、さらに各区分に該当する市区町村居住者において、男女✕年代 区分に分け、合計180区分に割り付けて回収数を設定し、回収した。
・集計⽅法:47都道府県について、各都道府県の“⾷”に関するイメージや地域ブランドの認知を明らかにすることを⽬的として実施した。
・サンプル数:11,572件
・表記上の注意:回答の割合(%)は、令和2年国勢調査市町村別⼈⼝に基づき、⼈⼝規模30区分×男⼥×年代3区分=180区分の⼈⼝構成に従ってウェイトバック集計を⾏い、構成⽐のずれを補正しています。
有限会社永瀬事務所 バイヤーズ・ガイド事業