2023年 格安SIM、格安スマホランキング
2023年12月4日 10時40分更新
『格安SIM』(SIM単体)2014年以来10度目の発表
【イオンモバイル】が2年連続の総合1位 評価項目別「プランの充実さ」で3度目の1位
〈初発表〉目的別ランキング「乗り換え」部門でも1位に
【日本通信SIM】が「利用料金」など3つの評価項目で1位獲得
契約プランは利用スタイルに合っているか:「とても合っている」は【日本通信SIM】が最多 77.8%
『格安スマホ』(SIM+端末セット)2015年以来9度目の発表
【mineo】が2度目の総合1位 「プランの充実さ」など7つの評価項目で1位に
〈初発表〉目的別ランキング「乗り換え」部門でも1位に
【IIJmio】が評価項目別「端末のラインナップ」で3年連続1位
契約プランは利用スタイルに合っているか:「とても合っている」は【mineo】が最多 55.4%
ランキング構成
・総合
・評価項目別
「加入手続き」「キャンペーン」「初期設定のしやすさ」「通信速度」「プランの充実さ」「端末のラインナップ(※)」「利用料金」「サポートサービス」「付帯サービス」
・部門別(1部門)目的別「乗り換え」
※評価項目別「端末のラインナップ」は『格安スマホ』でのみ発表
事前調査や企業ヒアリングをもとに、サービスに適した評価項目を設定し、各項目について満足度を聴取。結果を集計し規定の回答者数を満たした企業について、ランキングを発表している。
格安SIM(SIM単体)は【イオンモバイル】が2年連続総合1位
過去1年以内にMVNO(*1)及びキャリアサブブランドの公式サイトまたは店舗でSIMカードを新規(他社からの乗り換え含む)で購⼊かつ開通設定を行い、現在メインで利⽤している全国の18〜84歳までの利⽤者2,098⼈が回答した調査結果をもとに集計した『格安SIM』ランキング。(*1 移動通信サービスに関わる⾃社回線網や無線局を⾃社で開設、保有、運営していない「仮想移動体通信事業者」)
今回は、イオンモバイル(イオンリテール株式会社)が、2022年に続いて2年連続の総合1位を獲得した。
評価項目別ランキングでは、全8項目中「加入手続き」「キャンペーン」「プランの充実さ」「サポートサービス」「付帯サービス」の5項目で1位に。なかでも“料金プランの豊富さ”などを評価した「プランの充実さ」では3度目(2017年、2019年(*2)、2023年)の1位の評価を得ている。また、今回から初発表となる目的別「乗り換え」部門でも1位となった。(*2 2017年は「料金プラン」、2019年は「プランの充実度」として発表)
総合2位には、mineo(株式会社オプテージ)がランクイン。評価項目では、「プランの充実さ」「利用料金」「サポートサービス」の3項目で2位の評価を得ている。
総合3位には、IIJmio(株式会社インターネットイニシアティブ 本社)がランクイン。評価項目では、「キャンペーン」「初期設定のしやすさ」「サポートサービス」で3位の評価を得ている。
【日本通信SIM】が「利用料金」など3つの評価項目で1位獲得
総合4位は、日本通信SIM(日本通信株式会社)。前回高評企業(*3)から今回は規定人数を満たしランクインとなった。評価項目では、全8項目中「初期設定のしやすさ」「通信速度」「利用料金」の3項目で1位を獲得。一方で「キャンペーン」「プランの充実さ」「サポートサービス」「付帯サービス」では7位となった。
なお当調査における「どの程度その企業のサービスを友人・知人に推奨したいか」の回答結果の平均スコアから算出した「他者推奨得点」では72.3点、「どの程度その企業のサービスを継続したいか」の回答結果から算出した「継続意向」では97.0%でともに高い評価を得ている。(*3 規定人数の半数以上の回答があり、総合得点が60.0点以上の企業)
総合4位のNUROモバイル(ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社)は、評価項目別「キャンペーン」で1位となった。
契約プランは利用スタイルに合っているか:「とても合っている」は【日本通信SIM】が最多 77.8%
『格安SIM』の各サービス利用者に対し、加入している料金プランが自分の利用スタイルにどのくらい合っていると思うかについて、利用実態をあわせて聴取した。
個別プランについて「とても合っている」と回答した割合をみると、2023年の『格安SIM』ランクイン7社では【日本通信SIM】が最も高く77.8%、次いで【イオンモバイル】が59.2%、【mineo】が49.8%、【NUROモバイル】が47.8%、【IIJmio】が47.5%、【UQmobile】が36.3%、【Y!mobile】が33.0%となった。
格安スマホ(SIM+端末セット)は【mineo】が2度目の総合1位
過去1年以内にMVNO及びキャリアサブブランドの公式サイトまたは店舗で、SIMカードとSIMフリー端末を新規(他社からの乗り換え含む)で同時購⼊し開通設定を⾏い、現在メインで利⽤している全国の18〜84歳までの利⽤者1,399⼈が回答した調査結果をもとに集計した『格安スマホ』ランキング。
今回は、mineo(株式会社オプテージ)が、前回総合2位から順位を上げ、2018年以来5年ぶり2度目の総合1位を獲得した。
評価項目別ランキングでは、全9項目中「加入手続き」「初期設定のしやすさ」「通信速度」「プランの充実さ」「利用料金」「サポートサービス」「付帯サービス」の7項目で1位に。なかでも“サポート体制の充実さ”などを評価した「サポートサービス」と、「利用料金(*4)」では、それぞれ3度目(2017~2018年、2023年)の1位の評価を得ている。また、今回から初発表となる目的別「乗り換え」部門でも1位となった。
(*4)2022年までは「コストパフォーマンス」の名称で発表。
【IIJmio】が評価項目別「端末のラインナップ」で3年連続1位
なお、総合2位にランクインした【IIJmio】は、“端末商品のラインナップや価格帯”などを評価した評価項目の「端末のラインナップ」において、2021年から3年連続1位の評価を得た。
契約プランは利用スタイルに合っているか:「とても合っている」は【mineo】が最多 55.4%
『格安スマホ』の各サービス利用者に対し、加入している料金プランが自分の利用スタイルにどのくらい合っていると思うかについて、利用実態をあわせて聴取した。
個別プランについて「とても合っている」の割合をみると、2023年の『格安スマホ』ランクイン4社では【mineo】が最も高く55.4%、次いで【IIJmio】が39.0%、【UQmobile】が38.0%、【Y!mobile】が35.5%となった。
出典:2023年 オリコン顧客満足度調査 格安SIM/格安スマホhttps://life.oricon.co.jp/rank-mvno/