5,000人のアンケートから選出!価格.com「格安SIM・大手携帯キャリア」「ネット回線」満足度ランキング2018年版を発表
2018年2月16日 11時03分更新
カカクコムが運営する購買支援サイト「価格.com」は、アンケート調査をもとに、「格安SIM・大手携帯キャリア満足度ランキング」「ネット回線満足度ランキング」2018 年版を発表した。
同ランキングおよび利用実態調査は、通信サービスの選択肢の多様化により、さまざまな選択肢から自身に最適な通信手段を選びたいというニーズに応えるため、5,000人を対象に調査を実施した結果となっている。
■格安SIM・大手携帯キャリアの満足度ランキング
格安SIM部門の1位LINEモバイルは、通話料金のお得さに加え、LINEをはじめとしたSNSアプリ利用時の通信量がカウントされないカウントフリーサービスを提供していることなどが高く評価された。
2位のmineoは、月々の支払料金の安さと、通信回線をdocomo・auの2社から選択できることなどが支持されている。
大手携帯キャリアの総合満足度では、docomoがトップに。ユーザーからの口コミでは「雪山や旅行に行くと1番電波がいい」、「サポートの応対の態度、言葉遣い、知識技能が抜群」など、事業者に対する信頼性、通信速度、サポート面が高く評価された。
格安SIMの利用率は20.4%(昨年調査時+8.4ポイント)と、約1.7倍に増加したものの、前年までの伸び幅に比べるとその勢いは衰えているようだ。背景には、大手携帯キャリアが格安SIMを意識した割安な新料金プランの提供を開始したことなどが考えられる。
■ネット回線の満足度ランキング
光回線部門(関東・甲信越エリア)では、NURO光が、「月々の支払料金」、「回線事業者に対する信頼性」、「通信速度」、「サポート」全項目でトップとなり、2年連続で1位に輝いた。ユーザーからの口コミでは、「通信速度が期待通りにかなり速い」、「テレビの接続、電話代等を含めて安いため」などがあがった。
モバイルルーター回線ではSoftBankが3年連続の1位に。ADSL回線でも、「とにかく安くてコスパが良い」「価格と通信速度、トラブル無し」などの理由から、ソフトバンク(旧イー・アクセス)が1位に選ばれた。
各回線の利用率では、光回線の利用率70.6%(昨年調査時+1.3ポイント)、CATV回線の利用率14.2%(昨年調査時-1.6ポイント)、ADSL回線の利用率6.6%(昨年調査時+0.3ポイント)、モバイルWi-Fiルーターの利用率6.8%(昨年調査時-1.0ポイント)という結果になった。
※カッコ内は前年比
■調査概要
・調査対象:過去半年以内に価格.comを利用した、15歳~69歳の男女 (カカクコム調べ 実査委託先:マクロミル)
・調査期間:2018年1月26日~2018年1月29日
・回答者数:5,000人 男女比率:男性50%、女性50%
・年代比率:10代6.9%、20代15.1%、30代20.2%、40代18.8%、50代18.4%、60歳以上20.7%
・総合満足度のポイント算出方法:アンケートの回答から算出した総合満足度の平均値
・総合満足度:回答者毎に、アンケート項目別に満足度ポイント数と重視度ポイント数を掛け、全項目分を足し合わせ、各項目の重視度ポイント数の合計で割ったもの。