カップラーメン人気ランキング!2位以降に違いがみられる

2024年10月8日 10時19分更新


2024年10月8日、LINEリサーチが実施した調査によると、男女ともに「日清 カップヌードル」が最も人気のカップラーメンブランドであることが明らかとなった。調査は10代から60代までの男女5253人を対象に行われ、特に30~40代の男性が高頻度でカップラーメンを消費していることが分かった。

1.カップラーメンを食べる頻度は女性よりも男性、特に30~40代の男性で高い傾向

カップの焼きそば・うどん・そば、袋めんを除き、普段どのくらいの頻度で「カップラーメン」を食べているかを調査した。全体では「月に2~3日」と、月に1日未満の「それより少ない」頻度で食べる人がそれぞれ2割台で同じくらいの割合となっており、「まったく食べない」の割合は少数派だった。

男女別に見ると、「週に1日」「週に2日以上」を合わせた【週に1日以上】の割合は、女性よりも男性のほうが高く、男性では3割超、40代男性では36%と他の年代よりも高かった。また、「週に1日以上」「月に2~3日」「月に1日」を合わせた【月1日以上】の割合は、男性で7割超、女性でも6割となっており、男女ともに半数以上が【月1日以上】カップラーメンを食べていることがわかる。「週に2日以上」という高頻度の割合も男性では1割超で、特に30代男性で17%と高めだった。つまり、女性よりも男性、特に30~40代の男性はカップラーメンを食べる頻度が高い傾向にある。

女性は「月に2~3日」の割合が2割超となっているが、月に1日未満の「それより少ない」の割合が3割超となっており、全体として見ても食べる頻度はそれほど高くない。特に50~60代の女性では、「それより少ない」の割合が3割台後半と高くなっている。一方で「まったく食べない」の割合は男女差が見られなかった。

2.好きなカップラーメン、2位以降で男女の傾向が異なる

カップラーメンのブランドの中から好きなブランドを聞いたところ、全体では「日清 カップヌードル」が5割超で圧倒的な1位となった。すべての年代でも1位であり、特に30代以上で5割台と高くなっていた。2位以降は「日清 ラ王」「マルちゃん 麺づくり」「マルちゃん ごつ盛り」「日清 麺職人」が1割台で続いている。

男女別に見ると、男女ともに1位は「日清 カップヌードル」だが、2位以降は差が見られる。男性の2位以降は、麺・スープ・具材にこだわった「日清 ラ王」、90gの麺で大盛が人気の「マルちゃん ごつ盛り」が続いている。「エースコック スーパーカップ」も1割台だが、男性では女性よりも割合が高くなっている。カップラーメンを食べる頻度が高かった40代男性では「マルちゃん ごつ盛り」「エースコック スーパーカップ」の割合が高めになっていた。そのほかにも、男性では辛旨ラーメンが特徴の「日清 蒙古タンメン中本」が10位にランクインしており、男性には量や味に食べ応えのあるカップラーメンが好まれている様子が伺える。

女性では、2位に「マルちゃん 麺づくり」がランクイン。ノンフライ麺でカロリーが控えめであり、鶏ガラ醤油、合わせ味噌、鶏だし塩などのシンプルなスープが特徴だ。

エリア別でも、すべてのエリアで「日清 カップヌードル」が1位であるが、2位以降は順位に差が見られる。北海道では「マルちゃん ごつ盛り」「マルちゃん 麺づくり」が約2割と高く、東北では「マルちゃん 麺づくり」「日清 蒙古タンメン中本」が高めの割合だった。四国では「徳島製粉 金ちゃんラーメン」が2位に入り、九州・沖縄では「サンポー 焼豚ラーメン」「サッポロ一番 カップスター」がランクインした。

今回の調査で、30~40代の男性がカップラーメンを食べる頻度が高いことがわかった。好きなカップラーメンのブランドでは、「日清 カップヌードル」が男女問わず全年代から圧倒的な支持を得ているようだが、エリアによって人気のブランドに差があることもわかった。

出典:LINEリサーチ
https://lineresearch-platform.blog.jp/archives/45712113.html#more
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期:2024年9月3日~2024年9月5日
有効回収数:5253サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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