APAC旅行者が昼盲する最新の旅行先TOP10

2024年1月23日 10時00分更新


 Booking.com は、アジア太平洋地域(以下、APAC)の旅行者によるBooking.comの検索データをもとに、APAC旅行者が注目する最新の旅行先(海外)10選を発表した。

ブッキング・ドットコムが実施した「2024年の旅行に関する調査」の結果から導き出した2024年の7つの旅行トレンド予測によると、今年の旅行トレンドの1つとして、事前に綿密な計画を立てる旅行スタイルではなく、「偶然に導かれる、発見に満ちた旅」が流行すると予想されている。日々の喧騒の中で、旅行者は旅を通じて、これまで行ったことのない未知の世界を探索してみたいと考えており、「到着するまで目的地さえも知らされない、サプライズトリップを予約してみたい」と考えるAPACの旅行者は半数以上(55%)にものぼる。

そこで、ブッキング・ドットコムでは、APACの旅行者にまだあまり知れ渡っていない海外旅行先について、2023年1月から9月までの検索データを調査した。その結果、検索数が前年比で大きく増加した目的地トップ10のうち、日本の市区町村が8ヵ所選ばれた。また今回の調査では、とくに九州地方の人気が高まっていることがうかがえる。

10選にランクインしたエリアの中から、ブッキング・ドットコムで予約可能なおすすめの宿泊施設を紹介。

旅籠 かやうさぎ(大分県日田市)

旅籠 かやうさぎは、日田の街から車で10分ほどの山間にある、琴平温泉に建つ唯一の宿。築130年の昔ながらの古民家を改装した大正ロマン漂う隠れ家宿で、日本の四季折々を肌で感じることができる。また、源泉100%かけながしの柔らかい泉質をした温泉と、大分の地元食材をふんだんに使った創作和風会席を楽しむことができる。
(クチコミスコア10点満点中、9.3点を獲得)

■ホテル桜 嬉野(佐賀県嬉野市)

ホテル桜 嬉野は、嬉野温泉の街の魅力と伝統に、現代の感覚を取り入れたモダンな温泉宿。日本三大美肌の湯と称される嬉野温泉の湯を、最上階に位置する展望露天風呂や展望風呂「茶畑の湯」からの景観とともに堪能できる。また、1階のラウンジ「お茶の間」では嬉野の伝統文化に触れながらくつろぐことができるほか、宿泊者は食事処「SAKURA」で嬉野の魅力を盛り込んだ和食中心のビュッフェスタイルの食事を楽しむことができる。
(クチコミスコア10点満点中、8.3点を獲得)

■親和苑(熊本県阿蘇市)

内牧温泉にある親和苑は、14室の小さな旅館ながらも3人の料理人を有し、仕込みから盛りつけまで料理人が全て手作りで仕上げる料理を楽しみに、季節毎に訪れる宿泊者も多い美食の宿だ。親和苑では、栄養たっぷりの旬のお野菜を食べていただきたいという願いから、多くの野菜を自家栽培している。また、森の中の小道を通っていく露天風呂では、木々に囲まれた静かな空間で天然温泉を存分に楽しむことができる。
(クチコミスコア10点満点中、9.0点を獲得)

調査方法
・対象国:オーストラリア、ニュージーランド、中国、香港、インド、日本、シンガポール、韓国、台湾、タイ、ベトナム
・検索期間:2023年1月1日~2023年9月30日、チェックイン期間:2023年1月1日~2023年12月31日
・比較対象は、前年同期(検索期間:2022年1月1日~2022年9月30日、チェックイン期間:2022年1月1日~同12月31日)
・前年の検索回数が10万回未満で、かつ前年比50%以上検索数が増加した目的地からリストアップ

「2024年の旅行に関する調査」および、2024年の「旅行トレンド予測」はhttps://news.booking.com/jaを参照。

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