中古マンション購入検討者の人気駅ランキング調査 ー オウチーノ

2021年3月15日 11時41分更新


 オウチーノは、新型コロナによる「中古マンション購入検討者」の住みたい街に対する考え方への影響を調べることを目的に、「オウチーノ」サイトにおいて、首都圏の「中古マンション」ページのアクセス頻度を、2020年のコロナ禍期間(2020年4月-12月)ならびに前年同期間(2019年4月-12月)で比較し、アクセス頻度が増加した順に人気駅としてランキング化した。

◾2020年コロナ禍、「中古マンション購入検討者」の人気駅ランキングトップ3は「北千住駅」「横浜駅」「新浦安駅」
 新型コロナの影響により緊急事態宣言が発令された2020年4月以降、同年12月までの期間における首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の「中古マンション購入検討者」の人気駅ランキングでは、第1位が「北千住駅(東京都)」、第2位が「横浜駅(神奈川県)」、第3位が「新浦安駅(千葉県)」だった。


 第1位の「北千住駅」は、足立区最大のターミナル駅として、JR常磐線、東京メトロ千代田線、東京メトロ日比谷線、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)、つくばエクスプレスが乗り入れている。2004年の西口開発に始まり、2012年の東京電機大学キャンパス開校や2013年の東口駅前交通広場の完成など、着実に進化・変化を遂げており、北千住駅東口周辺では、今もなお再開発が続き今後も更に発展する可能性がある。
 第2位の「横浜駅」は、JR、東急電鉄、横浜高速鉄道、京浜急行電鉄、相模鉄道、横浜市営地下鉄の6社が乗り入れる巨大ターミナル駅。首都高速道路の出入り口が東と西にあり、近隣へのバス便も豊富だ。駅直結型のショッピングセンターがある他、老舗デパートやモールが立ち並び、手に入らないものを探すほうが難しいと感じるほど、買い物を快適に楽しむことができる。
 第3位の「新浦安駅」は、京葉線快速で東京駅まで最短16分でアクセスできるなど交通の便がよく、東京湾に面した南国リゾート風の街並みが特徴。駅から徒歩圏内に大学がある他、高級ホテルも林立し、景観や治安に優れた街として知られている。また、ショッピングセンターをはじめとした駅周辺施設も充実している。
 6位には埼玉県のターミナル駅「大宮駅(埼玉県)」、8位には東京のベッドタウンとして人気のベイエリアの街「海浜幕張駅(千葉県)」などがランキング上位となった。また、2020年の特徴として「新浦安駅(千葉県)」「流山おおたかの森駅(千葉県)」「辻堂駅(神奈川県)」「大宮駅(埼玉県)」「海浜幕張駅(千葉県)」「橋本駅(神奈川県)」「さいたま新都心駅(埼玉県)」「大船駅(神奈川県)」といった、都心から少し離れた広い物件を探しやすい郊外エリアの駅の上位ランクインが目立ち、新型コロナの長期化に伴い、テレワークを推進する企業が増えた影響をうかがえる結果となった。

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