女性が選ぶミシンランキングーウーマンリサーチ

2021年3月12日 11時19分更新


 「シルミル研究所」では、全国の女性を対象にした調査「ウーマンリサーチ」を実施し、 今回は2020年12月に実施した「ミシンについての調査」について発表した。
 ウーマンリサーチでは、全国のWeb会員を対象に「ミシン」についての調査を実施。回答者1172人のうち、手芸や洋裁が「とても得意」「どちらかというと得意」な人は36.4%だった。ミシンを所有している人は全体で58.8%、手芸や洋裁がとても得意な人の所有率は95.8%、どちらかというと得意な人の所有率は79.2%と、得意な人ほどミシンの所有率が高いことがわかった。持っているミシンの種類は「電動ミシン」が67.1%と最も多く、「電子ミシン」(15.8%)、「コンピューターミシン」(10.9%)と続いた。ミシンを使って作るものは「雑巾」が37.6%と最多で、「マスク」(34.0%)、「レッスンバッグ」(27.0%)と続く結果に(複数回答)。今回は「ミシン」について、購入時に重視したポイントなど、詳しく聞いた。
 利用率第1位は「ジャノメ IJ501」(表1)、総合満足度第1位は「ブラザー PS202/PS203」(表2)、次に使いたいと思うミシン第1位は「アックスヤマザキ 子育てにちょうどいいミシン」(表3)となった。



 ミシンを購入した理由は「作りたいものがあった」が34.5%と最も多く、次いで「自分のものを作るため」(28.3%)、「子どもの入園準備のため」(28.2%)と続いた(複数回答)。1年以内に購入した人の中には、「マスクが手に入らなかった時期に手作りしたくて購入した」(30代女性)や、「家にいる時間が長くなり、いろいろ作ってみたくなった」(30代女性)など、コロナ禍の影響で入手したという人も。
 購入時に最も重視したことは「使いやすさ」が33.0%と最も多く、次いで「本体価格の安さ」「ミシンの種類」と続いた(グラフ1)。「たまにしか使わないと思ったので、しばらく使わなくても使い方が分かるよう、簡単で使いやすい機種を店員さんと相談して購入した」(30代女性)、「初心者でも使いやすい最低限の機能がついており、かつ機能が多すぎずシンプルで使いやすい」(40代女性)など、使いやすさを重視するコメントが多くみられた。 一方、持っているものの使わなくなってしまった理由の中には、「重くて、押し入れの奥にしまい込んであり、出すのが大変」(40代女性)などのコメントもあり、本体の重さや出し入れしやすいサイズ感もポイントになるようだ。

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