クレカ利用度ランキング、1位は楽天

2026年3月3日 09時55分更新


 株式会社アドバンは3月2日、主要クレジットカードブランドを対象に「認知度」「現在利用度」「利便性評価」を年代別に比較したインターネット調査の結果を発表した。認知・利用では年代を超えて共通のブランドが上位を占める一方、利便性の評価については20代・30代・40代でトップが異なり、ユーザーが価値を感じるポイントに年代差が存在することが示された。

認知・利用では楽天カードとVISAが安定して上位

 全体の認知度1位はVISA(86.9%)、現在利用度1位は楽天カード(34.0%)となった。上位5位の顔ぶれを見ると、楽天カード・VISA・JCB・イオンカードの4ブランドが認知・利用の両ランキングに共通してランクインしている。一方、認知度で5位に入った三井住友カードは利用度の上位5位に入らず、PayPayカードが利用度4位となっている。
年代別の認知度でも上位の構成は大きく変わらないが、20代ではPayPayカードが上位にランクインし、30代・40代ではイオンカードが上位に入るなど、各年代の生活圏や利用サービスに関連したブランド認知の傾向差が確認された。

利便性評価は年代ごとに分散、40代は提携カードが優位

 利便性評価のランキングでは年代間のばらつきが顕著で、1位は20代がVIASOカード、30代が楽天カード、40代が三菱地所グループカードとなった。認知度・利用度と比べ、複数年代で共通して上位に入るブランドが少ない。
年代別の傾向を見ると、20代は汎用カードにポイント・還元を想起しやすいブランドが、30代は主要ブランドと提携カードが混在しており、40代は特定企業・施設に紐づく提携カードが上位を占める。

「認知」と「選び方」にギャップ

 今回の調査結果は、認知・利用で上位に並ぶブランドが利便性の評価では必ずしも高く評価されないことを示している。特に40代で提携カードが高評価を得ていることは、特定の生活圏(百貨店・鉄道・施設)での付帯特典や割引が利便性の体感に直結しやすいことを示唆しているだろう。クレジットカードの機能・特典設計においては、年代ごとのライフスタイルに合わせたパーソナライズが顧客満足度向上に繋がるとみられる。

調査はインターネット調査(ノウンズ株式会社「Knowns」)を通じ、2025年1月1日〜12月31日に全国の男女を対象に実施されたもの。認知度・利用度調査の全体サンプルは各2万6000人超、利便性評価は各年代1618〜2191人。

参照:株式会社アドバン リリース

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