有効求人倍率の都道府県ランキングの第1位は東京、第2位は広島

2019年8月26日 12時10分更新


 厚生労働省が毎月統計を発表しているこの指標は、最新の7月30日の発表の6月の数字で、全国で1.61倍。この統計は、都道府県別にも発表されている。

 現時点での最新の数字の都道府県ランキング1位は、「東京都」(2.13倍)。2位は、「広島県」。その数字は2.06倍と、東京都とさほど変わらないレベルだ。しかも、広島県は、過去12ヶ月をさかのぼってもトップ3を外れたことがない、正真正銘の「2位」。

◆有効求人倍率(令話元年6月)都道府県ランキング
有効求人倍率

 広島は地方と言ってもこの規模は、不便さなどを感じることはまずない。食べるものは美味しい、しかも安い。車で少し行けば、すぐに瀬戸内の美しい景色が広がり、山々の方面も素晴らしい場所がたくさんある。そして、「仕事」面でも、非常に恵まれている環境にある。有効求人倍率は、あくまでその一面でしか無いとはいえ、一つの証明ともいえる。また、ある求人サイトで「広島」勤務を検索すると、年収700万円以上の仕事が10件以上見つかる。生活コストを考えると、もしかしたら東京の1,000万クラスにも匹敵するかもしれない。

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