外国人観光客の8割が満足、人口に対するWiFi設置数1位は沖縄県!タウンWiFi「全国WiFi密度MAP」
2018年4月19日 08時32分更新
国内外200万以上のWiFiスポットに自動でログインが可能なWiFi自動接続アプリを運営するタウンWiFiは、全国のWiFi設置に関する独自調査を実施し、その調査結果を「全国WiFi密度MAP」として公開した。
今回の調査では、全国47都道府県の各人口とWiFi設置数から、各県1000人あたりのWiFi数を計算しMAP化している。WiFiの設置数では東京都が23,990個と2位の大阪に2倍近い差をつけての1位となっており、最下位は高知県の862個という結果になった。
■WiFi過疎県ランキング
■WiFi充実県ランキング
1000人あたりのWiFi数を示す「WiFi密度」は、埼玉県が9.370でワースト1位にランクインし、全国で最もWiFiの過疎化が進んでいるという結果が明らかになった。2位は長崎県(10.487)、3位は千葉県(10.600)、4位には岡山県がランクイン。関東圏の埼玉・千葉が上位にランクインするという意外な事実も判明している。
WiFi過疎地とは対象に、WiFi充実度ランキングでは沖縄県(38.502)が圧倒的な1位を獲得。2位の和歌山県(22.968)、3位の愛媛県(21.900)にかなりの差をつけており、沖縄県のWiFi環境の良さが明らかになった。
沖縄県では、「沖縄Free Wi-Fi統合環境整備事業」として、外国人観光客の受入体制強化を目的に、安全性や利便性の高いフリーWiFiの整備が推進されている。一部の調査では、訪日外国人客のWiFi利用満足度が8割を超えるなど、フリーWiFiを活用した観光政策が進んでいる。