短い?それとも十分?iPhoneは3年、Macは4年、アップルが製品の想定使用年数を回答

2016年4月21日 12時42分更新


 アップルは公式サイトの環境ポリシーページで、製品の想定使用年数を明らかにした。それによると、アップルが想定するiPhoneやアップルウォッチの使用年数は3年、MacやアップルTVに関しては4年とのこと。
 
 アップルは、環境への取り組みに関する質問において、アップル製品の温室効果ガスのライフサイクル評価をどのように行っているかとの問いに、以下のように答えている。
 
「ユーザーによる使用をモデル化するためには、模擬的な使用シナリオのもとで稼働する製品の消費電力を測定します。日々の使用パターンは各製品に固有のもので、実際のユーザーとモデル化したユーザーのデータを組み合わせたものです。1人目の所有者を基準にした使用年数は、OS XまたはtvOSを搭載したデバイスは4年、iOSまたはwatchOSを搭載したデバイスは3年を想定しています」
 
 製品寿命が3年のiOS・watchOS搭載製品は、iPhoneシリーズ、iPadシリーズ、Apple Watch、iPodシリーズであり、製品寿命が4年のOS X・tvOS搭載製品は、MacBook、MacBook Air、MacBook Pro、Mac mini、iMac、Mac Pro、Thunderbolt Display、AirMac Extreme、AirMac Time Capsule、AirMac Express、Apple TVとなる。
 
 「iPhone 5s」が発売されたのが2013年9月である。アップルが回答した3年周期と照らし合わせると、同製品のユーザーは、発売されたばかりの「iPhone SE」、そして今年の秋頃に発売予定の「iPhone 7」に乗り換えるタイミングとなる。Forbes JAPANは、アップルが想定する製品寿命は近年の同社の新製品投入サイクルとほぼ合致していると伝えている。
 
 アップルの回答を受けて、ユーザーからは、製品寿命が短いといった不満の声があがる一方で、2~3年もすれば端末は買い替えるから丁度良いといった声もあがっている。
 
 

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