電力会社10社のSSL対応ランキング、安心のWebサイト第1位は東北電力と沖縄電力
2016年6月29日 15時35分更新
サーバ認証書SSL発行サービス「BitStarSSL」を提供するビットスター株式会社は、日本の主要電力会社を対象にWebサイトのSSL対応状況について調査し、調査結果のランキングを発表した。
Googleは検索クエリ暗号化を採用、SSL化推奨のアルゴリズムを導入。急速に進むインターネット全体のSSL化を背景として、同社では生活インフラを提供する日本の主要電力会社のSSL対応状況について、Webサイトを対象に3つの調査項目を設け、SSL対応状況の基準をクリアしているかを調査した。
電力会社10社のSSL対応ランキングは以下の通り。
■調査結果の概要
調査1:トップページのHTTP、HTTPSでのアクセス結果(常時SSLの対応状況調査)
・基準をクリアした電力会社は3社。
・Yahoo!JAPANが常時SSLへの対応を発表した中、常時SSLを提供している電力会社は東北電力、中部電力、沖縄電力のわずか3社。
調査2:お問い合わせページのHTTP、HTTPSでのアクセス結果
・基準をクリアした電力会社は8社。
・調査した電力会社サイトのお問い合わせページは全て、HTTPS化(SSL化)。お問い合わせページのSSL化意識は高い。
調査3:個人契約変更ページのHTTP、HTTPSでのアクセス結果
・基準をクリアした電力会社は6社。
・中部電力、中国電力、九州電力のサイトは調査ページにHTTP接続を試みると、HTTPのページにアクセスでき、危険な状況といえる。
日本の主要電力会社10社を調査した結果、お問い合わせページはSSL化されていた。しかし、他の個人情報を入力するページはSSLに非対応している電力会社は多く、常時SSLにはほとんど対応していないことが判明した。
調査結果のランキングでは同率1位で東北電力と沖縄電力が並び、両サイトは今回の調査項目において、全て基準を満たしている。一方、5位以下の北陸電力を除くサイトではSSL状況に問題がある✕の評価がついている。
詳細は以下URLを参照していただきたい。
https://ssl.bitstar.jp/electric/index.html
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