情報入手先1位は家族との非対面、利用時間1位はTV。年代差も鮮明に

2026年5月1日 09時30分更新


 NTTドコモのモバイル社会研究所は2026年4月23日、日常的な情報入手手段と利用時間に関する調査結果を公表した。全国の15〜79歳男女7,359人を対象に2026年2月にWebで実施したもので、情報収集の手段・時間ともに若年層とシニア層で異なる傾向が明確に表れた。

仕事・学校以外の場面で実施率が最も高かった行動は「家族や知人との電話・メール・LINEなど(非対面)」で、9割超が日常的に利用していると回答した。次いでWebサイトの閲覧、テレビ番組の視聴、家族・知人と実際に会う行動、YouTube・TikTokの視聴が続き、これらはいずれも実施率8割を超えた。

図1. 行動別実施率(n=7,359)

年代別に上位5行動を見ると、若年層(15〜24歳)ではSNS関連が上位を占め、年代が上がるにつれてテレビ番組の視聴率が上昇しており、65〜79歳ではテレビが最大の情報源として君臨し続けている。一方、全年代共通で「非対面の家族・知人とのやりとり」は常に上位に入っており、情報収集の基盤として世代を問わず機能していることが示された。

表1. 行動別実施率(年代別上位)

ラジオは実施率3割でも、利用時間では突出

 1日あたりの利用時間では、テレビ番組が最長で、次いでYouTube・TikTokと映像系コンテンツが上位を独占した。注目したいのはラジオ番組で、実施率は約3割と他メディアに比べ低いものの、利用者に限った1日あたりの平均利用時間は他の行動を上回る。同研究所はスマートフォンでながら聴きをしているケースや、車内でのラジオ利用が背景にあると分析している。対人交流は実施率こそ高いが、1回あたりの時間は短い傾向も確認された。

図2. 1日の利用時間

利用時間の年代別分析でも、若年層はSNSへの接触時間が長く、シニア層はテレビに費やす時間が長い構造は実施率と一致した。また年代を問わずラジオが利用時間の上位に入る点も全年代共通の特徴として浮かび上がっている。

表2. 1日の利用時間(年代別)分

同研究所は今後、情報との向き合い方に関する調査を継続的に公開する予定としている。

詳細は下記を参照
モバイル社会研究所「2026年情報への向き合い方調査」

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