ドッグフード市場、ドギーマンが上位独占!25年10-12月売上ランキング
2026年1月16日 10時50分更新

データ分析サービスを提供するTrue Dataは2026年1月に、2025年10月から12月期における「ドッグフード」の購入個数ランキングを発表した。最新のID-POSデータに基づく分析の結果、ドギーマンハヤシ株式会社の商品が上位3位を独占する形となり、同社ブランドの圧倒的な市場支持率が浮き彫りとなった。特に1位に輝いた「無添加良品 絹紗 キューブ プレーン 100g」は、購入個数構成比1.43%、リピート率22.92%を記録しており、健康志向と嗜好性の両立を求める飼い主から高い評価を得ていることがわかる。この調査結果は、2026年1月8日時点のデータを算出したものであり、年末の需要期における消費動向を如実に反映している。
首位を獲得した「無添加良品 絹紗 キューブ プレーン」は、鶏ささみと牛肉を絹のようになめらかな生地に練り上げ、ふんわりとした食感に仕上げたスナックだ。保存料や合成着色料を使用しない「無添加良品」シリーズのコンセプトに加え、ケーキのような独自のふっくら感が愛犬の食いつきを支えている。続く2位には、超小型犬でも食べやすいサイズ感が特徴の「ワンワンビスケット 5つのお野菜ミックス 160g」がランクインした。お腹の健康に配慮した乳酸菌やオリゴ糖を配合し、低脂肪かつヘルシーな点が多頭飼い層や健康管理を重視する層に支持された結果といえる。また、3位の「紗 野菜入り 145g」も抗酸化成分を含む鶏胸肉を使用しており、ドギーマン製品が持つ「安心感」と「機能性」がヒットの要因となっている。

ランキング全体を俯瞰すると、上位20品目の中には、ウェットフードの定番である「シーザー」や、国産素材にこだわる「デビフ」の商品も名を連ねている。特に「シーザー 絹ささみ ささみ 100g」が5位にランクインするなど、主食に添えるトッピングや特別な食事としてのウェットフード需要も根強い。一方で、12位の「ペットキッス 食後の歯みがきガム」のように、デンタルケア機能を備えたおやつも上位に入っており、愛犬の健康寿命を延ばそうとする飼い主の意識が購買行動に強く現れている。市場全体では、単なる空腹を満たすためのフードから、特定の健康課題を解決するための「高付加価値型」の商品へとシフトしている傾向が読み取れる。
近年のペットフード市場は、飼育頭数の復調傾向や出荷金額の増加を背景に拡大を続けている。True Dataの分析によれば、リピート率の高い商品が上位を占める傾向にあり、ブランドに対する信頼が購買の決定打となっている。特にドギーマンのように、素材の旨みを活かしつつ添加物を抑えた商品は、情報感度の高い層からの支持を固めている。今後も、高齢犬向けのケア商品や特定の栄養素を強化した機能性スナックが、ランキングの鍵を握ることになるだろう。各メーカーは、こうした詳細な消費データを活用し、多様化するニーズに応える製品開発を加速させることが求められている。ドッグフード市場は、愛犬の家族化に伴うプレミアム化が進み、さらなる質の向上が期待される。





