ブッキング・ドットコム、年末年始の検索数ランキングを発表

2022年12月19日 12時21分更新


 ブッキング・ドットコムは、2022年12月23日~2023年1月1日を検索対象期間として、世界中の人々がブッキング・ドットコムのサイト上で検索した旅先を調査し、日本の人々が最も訪れたい旅先と、世界の人々から最も注目されている旅先をランキング形式で発表した。

■日本にいる人々が最も検索した旅先のランキング

 日本にいる人々が最も検索した旅先のランキングを見ると、昨年の同時期の調査と同様に、上位10都市はすべて国内の都市が占める結果となった。一方で、日本にいる人々が最も検索した旅先の上位100都市を昨年と比較すると、昨年は海外の都市が1つだけ(ホノルル、ハワイ)ランクインしていた状況に対して、今年は12の海外の国が検索数ランキングにランクインを果たしたことを受け、今後の海外旅行への注目の高まっていることが伺えるとのことだ。

■日本にいる人々が最も検索した海外の旅先ランキング

 日本にいる人々が最も検索した海外の旅先ランキングのトップ10を昨年の同時期と比較すると、すべてのアジア圏の国がランキングの順位を上げている、あるいは同位という結果となった。その中でも最も順位が上昇した都市はハノイ(ベトナム)、釜山(韓国)、クアラルンプール(マレーシア)となり、昨年はランクインも果たしていなかった新たなアジア圏の国への注目が高まっているとのこと。
 一方で、不動の人気を誇るホノルルやニューヨーク、ロサンゼルスといったアメリカ合衆国の都市のランクがすべて下がっている。今年ランクインした欧米の都市であるパリ(フランス)、ホノルル(アメリカ)、ニューヨーク(アメリカ)をランクインしたアジア圏の国と比較すると、アジア圏の国の順位の上昇率が高く、同位となったバンコク(タイ)を除いたトップ10のアジア圏の各国は160以上ランクを上げている。また、今年のランキングでは10都市のうち7つがアジア圏の国であったことから、日本から近く、渡航規制が緩和されている国の人気が高まっていることが伺えるとのことだ。

■世界中の人々が最も検索した全世界の都市のランキング

 世界中の人々が最も検索した全世界の都市のランキングを昨年のランキングと比較し、最も検索数が上がった国をまとめたところ、日本が世界で9位という結果となりました。10都市の中で、アジア圏の国が7都市もランクインし、改めてアジア圏の注目度の高まりが伺えるとのこと。新型コロナウイルス感染症が世界中で流行し、日本を含めたアジア圏の国は他地域と比較すると外国人の入国規制の緩和が遅かったことから、現在世界の旅行者からの関心が強まっていることが考えられるとのことだ。

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