スマホに次ぐ充電需要トップはワイヤレスイヤホン―INFORICH

2026年5月29日 09時30分更新


 株式会社INFORICHは2026年5月28日、CHARGESPOTアプリユーザー2,323名を対象とした充電実態に関する調査結果を発表した。外出時に携帯するデバイスの平均が1人あたり2.32個に達し、シェア充電サービスがスマートフォン専用の利便性を超え、多様なガジェットを支えるインフラへと変化している実態が示された。

ワイヤレスイヤホンからハンディファンまで、充電対象デバイスが多様化

 調査によると、利用者の51.1%(1,186名)がスマートフォン以外の機器をCHARGESPOTで充電した経験を持つ。充電対象として多く挙がったのはワイヤレスイヤホンと電子タバコで、初夏を前にしたタイミングもあり、ハンディファンも上位に入った。少数派ながらも、電動自転車ライトやキャンプ用電動ポンプ、ゴルフナビウォッチ、さらにはたまごっちや電気カミソリといった機器名も寄せられており、充電ニーズの裾野が広がっていることが見て取れる。

INFORICH調査 表1

外出中にスマートフォンの次に電池切れで困る機器を単一回答で尋ねた設問では、ワイヤレスイヤホンが1,137票を集め、2位以下を大きく引き離してトップとなった。通勤や仕事中の音楽・通話利用が定着するなかで、イヤホンの充電ニーズがスマートフォンに次ぐ優先度を持つことが改めて示された結果だ。また、12票と少数ながらLEDペンライトもランクインし、ライブやイベント参加者特有の充電ニーズが一部に存在することも確認された。

CHARGESPOTがあることで安心できるシーンを複数回答で尋ねた設問では、旅行・観光が最多となり、次いでイベント、通勤・通学と続いた。長時間外出のほか、日常的な移動シーンでも「あると安心」という認識が定着していることが示されている。同社はこの結果を受け、CHARGESPOTが単なるスマホ充電ツールからマルチデバイス・インフラとしての役割を強めていると位置づけている。

こうした充電ニーズの多様化は、スマートフォンを軸としたデバイスの広がりとも連動する。IDC Japanが2025年4月に発表した調査*11によると、2024年通年の国内ウェアラブルデバイス出荷台数は前年比3.1%増の1,241万台に達し、なかでもスマートウォッチ・リストバンド類は同13.5%増の281万台、イヤーウェア(ワイヤレスイヤホン等)は946万台となった。スマートフォンと連携するデバイスが着実に普及するなか、外出先での充電ニーズがスマートフォン単体にとどまらなくなっている実態は、今回のINFORICHの調査結果とも符合する。


出典:株式会社INFORICHリリース(2026年5月28日)
*1:IDC Japan「2024年通年 国内ウェアラブルデバイス市場実績値を発表」(2025年4月2日)

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