世界主要航空会社の定時到着率ランキング発表!1位はデルタ航空、2位にJAL・3位にANAがランクインー米フライト・スタッツ
2018年1月26日 11時15分更新
航空会社のフライトデータ分析をおこなう米フライト・スタッツ(FlightStats)社は、世界主要航空会社の2017年1~12月運航実績をまとめ、定時到着率ランキングを発表した。
それによると、国内線・国際線を合わせた定時到着率が世界で最も高かった航空会社は、米国のデルタ航空(DL)で85.94%。2位にランク入りした日本航空(JAL)は85.60%、3位の全日空(ANA)は83.82%だった。
なおJALは、アジア太平洋地区部門では6年連続、8回目の1位。
■定時到着率の総合上位10社は以下の通り
米国オレゴン州ポートランドに拠点を置くフライト・スタッツ社では、2009年からランキングの作成を開始し、航空各社のリアルタイム運航情報や、路線・空港別の統計データを集計して算出しており、今回が9回目。年間の定期便運航便数が12万便以上、かつ年間供給座席数が1900万席以上の航空会社が対象。
フライト・スタッツ社の「定時到着率」は、予定到着時刻に対し、遅延15分未満に到着した便が全体に占める比率。ランキングには、運航航空会社の単体での実績が対象となる「メインライン部門」の他、グループ会社の運航便を含めた実績が対象となる「ネットワーク部門」、「ローコスト・キャリア部門」などがある。
別の飛行機に乗り継がなければならない時には、到着時間は重要なポイントとなる。特にアジアの空港では、ほぼ半分の飛行機が15分以上遅れて出発しているようなので、それに伴って到着時刻も遅れることが多いそう。今後も顧客サービス、信頼性に直結する定時到着を目指して欲しい。
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