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　12月9日、株式会社イードの教育情報サイト「リセマム」は塾の顧客満足度調査を実施し、「イード・アワード2014 塾」を発表した。

　調査期間は2014年11月12日から2014年11月27日にかけて行われた。通塾している小学生・中学生・高校生・既卒生（大学受験生）の子どもをもつ保護者を対象に、インターネットアンケートを実施し、3,273の有効回答数を得ている。アンケートでは「総合満足度」のほか、「講師」「教材」「授業」「面倒見」「成績が上がったか」「学費」「受験・進学情報」「お子さんの気に入り度」の各部門について、5段階で評価する方式となっている。

　年代別に「小学生」「中学生／集団指導」「中学生／個別指導」「高校生・大学受験生／集団指導」「高校生・大学受験生／個別指導」「高校生・大学受験生／映像授業」の6つに分け、それぞれの総合満足度1位と各部門賞が発表されている。

　「小学生」の年代で最優秀賞に輝いたのは同率で「栄光ゼミナール」と「SAPIX小学部」の2つ。「栄光ゼミナール」は部門賞を5つ、「SAPIX小学部」は2つ獲得している。

　「中学生／集団指導」では「第一ゼミナール」が部門賞を7つも受賞して最優秀賞を受賞。「中学生／個別指導」では「個別教室のトライ」が受賞している。

　高校生の年代では指導形態ごとに3つの塾が受賞している。「高校生・大学受験生／集団指導」では「駿台現役フロンティ」が受賞。部門賞は駿台系列で独占した結果となった。
　「高校生・大学受験生／個別指導」では「東京個別指導学院」が受賞。こちらは先日発表されたオリコンの顧客満足度ランキングでも個別指導塾で1位を獲得しており（参考：STEP、野田塾、東京個別指導学院がそれぞれ1位に――オリコン顧客満足度ランキング「高校受験 集団塾・個別指導塾」）、広い支持を集めているようだ。
　最後に「高校生・大学受験生／映像授業」になるが、こちらは「東進ハイスクール」が部門賞を6つ獲得して最優秀賞に輝いている。