ニューノーマルの働き方に関する調査、学生が働きたい会社「リモートワーク可能」最多―BIGLOBE調べ 

2020年10月26日 10時41分更新


 格安スマホや格安SIMを提供するBIGLOBEは、「ニューノーマルの働き方に関する調査」を実施し、その調査結果を発表した。同調査は、全国の20代~50代の男女1,500人(20代~50代の社会人1,200人、20代の学生300人)を対象にアンケート形式で実施。調査日は2020年9月10日~9月14日、調査方法はインターネット調査。

【調査結果】
1. 学生が働きたい会社「リモートワーク可能」最多、「給与高い」を上回る

 全国の20代の学生300人に「あなたが働きたいと思う会社について」を質問すると、「在宅勤務やリモートワークが可能な会社」(49%)が1位に。2位「休みを取りやすい会社」(44.3%)、3位「働く時間帯を自分でコントロールできる会社」(41.7%)、4位「福利厚生が充実している会社」(41.3%)と続いた。さらに「ワーケーションなど柔軟な働き方ができる会社」が5位(33.3%)となり、ワーケーションへの関心もうかがえる。
 一方、「給与の高い会社」5位(33.3%)、「世間から信用のある会社」10位(25%)となり、働く場所や時間に縛られず仕事ができる会社で働きたいと考える傾向が強いことが明らかとなった。

2. 会社選びの条件として「在宅勤務やリモートワークができること」重要7割

 全国の20代の学生300人、20代~30代の社会人600人に「これから就職・転職を考える際、会社選びの条件として在宅勤務やリモートワークができることは重要だと思うか」を質問すると、「重要である」(29.2%)、「やや重要である」(42.4%)と回答。「重要である」「やや重要である」を合わせると71.6%という結果となった。ニューノーマルの働き方として、在宅勤務やリモートワークができることが、今後、若い世代の就職・転職のひとつの条件になりそうだ。

 さらに、「これから就職・転職を考える際、会社選びの条件として勤務時間や休日の自由度は重要だと思うか」を質問すると、「重要である」(43.6%)、「やや重要である」(40.9%)と回答。「重要である」「やや重要である」を合わせると84.5%という結果となった。

3. 会社選びの条件として「SDGsへの取り組み」重要6割

 全国の20代の学生300人、20代~30代の社会人600人に「これから就職・転職を考える際、会社選びの条件としてSDGsへの取り組みは重要だと思うか」を質問すると、「重要である」(17.2%)、「やや重要である」(42.1%)と回答。「重要である」「やや重要である」を合わせると59.3%という結果となった。若い世代が、仕事を通じた社会貢献に高い関心を持っていることが浮き彫りとなった。

※本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合がある。また複数回答可の設問があるため、合計100%を超える場合がある。

◆調査概要
調査名  :ニューノーマルの働き方に関する調査
調査対象 :全国の20代~50代の男女1,500人
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2020年9月10日~9月14日
 

 
 
 
 

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