冷凍食品で重視するのは価格が1位。若年層中心に栄養バランスへ期待も
2026年10月15日 09時15分更新

ネオマーケティングは10月9日、直近3カ月以内に冷凍食品を購入した全国の20〜59歳の男女800人を対象にした「冷凍食品に関する調査」の結果を発表した。冷凍食品を選ぶ際の重視点では「手ごろな価格」「味のおいしさ」が上位を占めた。改善要望でも「価格」が最多となったほか、購入時にはあまり重視されない「栄養バランス」への期待が高いことも分かった。
重視するポイントは、年代が上がるほど「おいしさ・手間の少なさ」を重視

冷凍食品を選ぶときに重視するポイントを12項目から聞いた回答では、1位は「手ごろな価格で手に入る」で61.8%、2位は「味のおいしさ」で59.6%、3位は「手間が少なく調理することができること」(38.8%)だった。4位は「商品の内容量やボリューム」(36.6%)、5位は「品質のよさ」(34.1%)で続いた。
年代別では、年代が上がるほど重視する傾向が強まる項目が目立つ。価格は20代の56.0%から50代の70.5%へ、味は52.5%から66.5%へ、手間の少なさは30.5%から50.0%へと、いずれも上昇した。
改善要望も1位は価格、栄養バランスは「重視」と「要望」に差
「冷凍食品の改善してほしい点」で最多だったのは「価格が安くなってほしい」で、51.3%と約半数が挙げた。女性50代では63.0%に達している。2位は「味をさらにおいしくしてほしい」(33.8%)、3位は「内容量・ボリュームを増やしてほしい」(32.0%)だった。4位は「栄養バランスを良くしてほしい」(24.4%)、5位は「種類・ラインアップを増やしてほしい」(22.0%)と続く。

注目されるのが栄養バランスに対する意識の相違だ。冷凍食品を選ぶときに重視しているポイントでは、「低糖質、低脂質などの栄養バランス」を重視する人は10.5%で、12項目中11位にとどまっている一方で、冷凍食品の改善してほしい点では24.4%で44位に順位を伸ばしている。特に男性20代では「栄養バランスを良くしてほしい」が33.0%と、性年代別で最も高い。購入時の重視ポイントでも、20代は15.5%で、30代の10.0%、40代の9.0%、50代の7.5%を上回った。
同社は、栄養面は購入時の主要な選択基準になりにくいものの、改善への期待が確認されたと分析。おいしさや手軽さに栄養面の充実を加えることが、商品開発の方向性として考えられる。
