プレイド、大戸屋・牛角らの顧客体験向上を後押し
2026年2月24日 10時00分更新

株式会社プレイドは2026年2月19日、コロワイドグループの「大戸屋」「牛角」「しゃぶしゃぶ温野菜」におけるデータドリブンな顧客エンゲージメント強化を支援すると発表した。 CXプラットフォーム「KARTE」シリーズなどを活用し、アプリと店舗をまたいだデータ統合と顧客分析を通じて、ロイヤルカスタマーの可視化や一人ひとりに最適化されたコミュニケーション体制の構築を進める。

外食産業は、ライフスタイルの多様化や中食・デリバリー市場の拡大、原材料費高騰といった環境変化への対応が急務となっている。こうした状況下で持続的な成長を実現するためには、ブランドを支持する常連客との関係強化が不可欠な戦略となる。
コロワイドグループではこれまでもアプリを通じた施策を行ってきたが、アプリ内の行動データと実店舗の購買データ(POS)が分断されており、顧客の細かなニーズを捉えきれない点が課題となっていた。
今回の導入により、データの一元管理を実現し、「誰がどのような体験を経て来店し、次に何を求めているか」を把握できる体制を整える。
大戸屋では、「KARTE for App」と「KARTE Datahub」を中核に、ユーザー属性、アプリ行動、POS、アプリ内接客やプッシュ通知といった施策データを一元管理する体制を構築する。2025年12月に開始したアプリランクプログラム「大戸屋POINT+」とも連携させることで、利用頻度やメニュー選好など顧客習慣の変化を継続的に捉え、売上の大部分を支えるロイヤルカスタマーを可視化する。
さらに、プレイドグループのCODATUMが提供する「Codatum」により商品分析ダッシュボードを構築し、LTVの長期推移やメニュー別のリピート動向などを分析して、アプリ施策の高度化や商品開発、店舗運営の意思決定に活用する。
一方、牛角としゃぶしゃぶ温野菜では、KARTEシリーズを使った高解像度な顧客理解に基づくコミュニケーションを強化する。 KARTE for AppとKARTE Datahubにより、アプリ行動データ、既存会員データ、POSデータを統合し、これまで把握が難しかった顧客層の可視化や、利用頻度・興味関心を踏まえた顧客フェーズ定義を行う。
そのうえで、マルチチャネルマーケティングオートメーション「KARTE Message」を用い、属性や行動傾向、来店タイミングに応じたプッシュ通知などを配信し、一律的な情報発信から一人ひとりのニーズに合わせたコミュニケーションへ転換する。これにより、エンゲージメント向上と来店機会の創出、さらには顧客満足度の底上げを図る考えだ。
今後は、顧客の推奨度を測る指標であるNPS(ネット・プロモーター・スコア)などの感情データの統合も進める予定だ。数値化された購買行動だけでなく、顧客の心理面も捉えた多角的な分析を行うことで、顧客のロイヤルティに基づいた経営を加速させる。
PLAIDリリース:https://plaid.co.jp/news/20260219/





