街の住みここち&住みたい街ランキング2023<全国版>いい部屋ネット

2023年8月25日 10時00分更新


 大東建託株式会社は、過去最大級の居住満足度調査を行い、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2023<全国版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2023<全国版>」として集計した。

総 評
■住みここち(自治体)トップは、東京都中央区
1位は、銀座や日本橋といった有名な商業中心地がある一方、月島や人形町など下町風情も残る東京都中央区。2位は、昨年まで2年連続で1位だった愛知県長久手市で、住宅地や商業施設が多く立ち並び、自然も多い、名古屋市に隣接しているベッドタウンだ。3位は、兵庫県芦屋市で、昨年11位から大幅に順位を上げてトップ3入りしている。その他、トップ10内では、8位に東京都港区(昨年13位)、10位に北海道上川郡東川町(昨年12位)が、それぞれ順位を上げてトップ10入りしている。

■住みここち(自治体)17位に、長野県諏訪郡原村が初ランクイン
昨年は累計回答数が50名未満だったためランキング集計対象外だった長野県諏訪郡原村が、新たに17位にランクインしている。同村は、名古屋まで約3時間でアクセスできる立地の良さを活かし、行政と住民が一体となって移住者への積極的な支援を行う「長野県移住モデル地区」に指定されている。その他、トップ20内では、14位に北海道上川郡東神楽町(昨年31位)、20位に兵庫県神戸市灘区(昨年21位)がそれぞれ順位を上げてトップ20入りしている。

■住みたい街(自治体)トップは、4年連続で福岡県福岡市
福岡県福岡市が、4年連続で1位に輝いた。2位と3位は3年連続で沖縄県那覇市と神奈川県横浜市だ。4位は4年連続で宮城県仙台市、5位は大阪府大阪市が昨年6位から一つ順位を上げている。
※本調査は今年で5回目だが、「住みたい街(自治体)ランキング<全国版>」の発表は2020年から開始しているため今回で4回目となる。

街の住みここち(自治体)ランキング2023<全国>


●1位の東京都中央区は、「交通利便性」因子で1位、「親しみやすさ」因子で3位、「生活利便性」因子で7位の高い評価を得ている。
●トップ10内の自治体のうち、8自治体が「生活利便性」因子と「親しみやすさ」因子の両方、あるいはどちらか一方で30位以内に入っており、街の生活の利便性や親しみやすさが住みここちの良さに繋がっていることが伺える。
●昨年から大幅に順位を上げているのは、40位の沖縄県中頭郡中城村(昨年71位)、50位の山梨県中巨摩郡昭和町(昨年77位)。
●19位までの自治体は、偏差値70以上で、相対的に極めて高い評価となっている。

20位~100位についてはこちらを参照

住みたい街ランキング<全国版>


●福岡県福岡市が、4年連続で1位に輝いた。2位と3位は、3年連続で沖縄県那覇市と神奈川県横浜市。
●1位の福岡県福岡市は、九州エリアおよび山口県の居住者から、4位の宮城県仙台市は、東北エリアの居住者からの支持が昨年に引き続き強い傾向にある。それ以外の自治体は、比較的全国からの支持を受けている。
●トップ50で新たにランクインしているのは、36位の兵庫県明石市、46位の東京都八王子市、47位の香川県高松市、48位の東京都中野区、50位の東京都文京区。

20位~100位についてはこちらを参照


・評点は、今住んでいる街への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である:0点とした場合の平均値。
・偏差値とは、評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が平均値からどの程度隔たっているのかを示したもの。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なる。
・「街の住みここちランキング」は、2019年~2023年の回答を累積して集計、「住みたい街ランキング」は、2023年の回答のみを集計している。
・「住みたい街(全国)ランキング」は、住みたい街(自治体)への投票を全国毎に集計してランキングを作成している。
・「住みたい街ランキング」は、現住都道府県・都市圏への投票を除いて、2023年の回答を集計して作成しています。(首都圏:東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県の在住者は、左記1都3県の自治体への投票を除いて集計/東海圏:愛知県・岐阜県・三重県の在住者は、左記3県の自治体への投票を除いて集計/関西圏:大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・和歌山県の在住者は、左記2府4県の自治体への投票を除いて集計)
調査概要
◇調査方法
株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
◇回答者
全国47都道府県(対象自治体1,891)居住の20歳以上の男女、2019年~2023年合計806,722名を対象に集計。
[男女比] 男性46.9%:女性53.1%
[未既婚] 未婚37.8%:既婚62.2% [子ども] なし47.0%:あり53.0%
[世代比] 20歳代15.4%、30歳代23.1%、40歳代24.7%、50歳代21.7%、60歳代11.3%、70歳代3.8%
◇調査期間
2023年2月17日(金)~3月15日(水):2023年調査(回答者数:185,549名)
2022年3月8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:180,175名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:181,448名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査(回答者数:172,199名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査(回答者数:87,351名)
計806,722名
◇調査体制
調査企画・設問設計・分析:大東建託賃貸未来研究所 宗 健(フェロー)、調査票配布回収:株式会社マクロミル
◇回答方法
住みここちランキングは、現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価(大変満足:100点 満足:75点どちらでもない:50点 不満:25点 大変不満:0点)」の平均値から作成。住みたい街ランキングは、入力された自治体名・駅名をもとに複数の候補を表示し選択してもらうフリーワード・サジェスト方式の回答から投票数を集計して作成。

▼詳細はこちら
https://www.eheya.net/sumicoco/

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