PayPay、国内コード決済シェアが約67%に

2023年7月11日 12時05分更新


 PayPayはキャッシュレス推進協議会が公表した「コード決済利用動向調査」の2022年の年間決済金額と決済回数において、共に約67%のシェアとなったことを発表した。また、2022年のキャッシュレス決済回数において、コード決済が初めて交通系など事前チャージ型の電子マネーを超えたことがわかった。
 経済産業省が公表した調査結果によると、2022年の日本のキャッシュレス比率は36.0%の111兆円と順調に推移し、2025年の目標40%に向かって順調に推移している。決済回数においては、キャッシュレス決済全体で約300億回、そのうちコード決済が前年比44%増の約70億回、電子マネーが約59億回となり、コード決済が初めて電子マネーを上回る結果となった。決済の多様化が進む中、日常生活における決済シーンでコード決済が浸透し、クレジットカードに次ぐキャッシュレス手段として定着している。
 PayPayは2022年の「PayPay」単体の決済取扱高は約7.3兆円、決済回数は約47億回と、国内コード決済におけるシェアが約67%となり、前年に続き国内No.1のコード決済サービスに成長しているとのことだ。

関連カテゴリー