日本スタートアップ大賞2023を発表

2023年6月12日 10時45分更新


 経済産業省と農林水産省は6月9日、「日本スタートアップ大賞」の表彰式を総理大臣官邸で行ったと発表した。

日本スタートアップ大賞は、起業家のロールモデルとなるような、インパクトある新事業を創出したスタートアップを表彰することにより、社会全体の起業・チャレンジに対する意識の高揚を図ることを目的としている。

今回は、経済産業省、農林水産省、文部科学省、オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会が広く募集をかけて実施され、有識者で構成される日本スタートアップ大賞審査委員会が、全国から寄せられた337件の応募のなかから、内閣総理大臣賞(日本スタートアップ大賞)1件、経済産業大臣賞2件、農林水産大臣賞1件、文部科学大臣賞1件、厚生労働大臣賞1件、国土交通大臣賞1件、審査委員会特別賞3件が選出された。

日本スタートアップ大賞受賞企業

日本スタートアップ大賞スマートニュース株式会社
グローバル賞五常・アンド・カンパニー株式会社
ダイバーシティ賞株式会社ミツモア
農業スタートアップ賞株式会社ビビッドガーデン
大学発スタートアップ賞マイクロ波化学株式会社
医療・福祉スタートアップ賞株式会社ミライロ
国土交通スタートアップ賞株式会社アンドパッド
審査委員会特別賞株式会社ispace
審査委員会特別賞株式会社CureApp
審査委員会特別賞株式会社坪田ラボ

内閣総理大臣賞は「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」を使命に、グローバルに事業成長を遂げているスマートニュース株式会社が選ばれた。また、経済産業大臣賞では、グローバル賞として、世界中の新興国で低価格かつ高品質な金融サービスを提供する五常・アンド・カンパニー株式会社が、ダイバーシティ賞として、経営の多様化を重視しつつ、見積もりを自動化するプラットフォームを提供する株式会社ミツモアが選ばれた。

日本スタートアップ大賞」について
次世代を担う若者や起業家のロールモデルとなるような、社会的インパクトのある新事業を創出したスタートアップを表彰することにより、積極的な挑戦の重要性や起業家への評価を浸透させ、社会全体のチャレンジ精神の高揚を図ることを目的としている。なお、本大賞は、2015年から実施の「日本ベンチャー大賞」を昨年から改称したもの。

・日本スタートアップ大賞2023 受賞企業パンフレットはこちら

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