「グローバル化に成功していると思う日本企業」ランキングを発表―Digima~出島~

2021年10月18日 10時00分更新


 海外ビジネス支援プラットフォーム「Digima~出島~」等を運営する株式会社Resorzは、Digima〜出島〜会員に対して「グローバル化に成功していると思う日本企業」についてのイメージ調査を行い、結果を発表した。

調査概要
調査内容:グローバル化に成功していると思う日本企業のイメージ調査
調査対象:Digima〜出島〜の会員
調査方法:インターネット
調査期間:2021年10月6日(水)~10月13日(木)
調査範囲:全国

●グローバル化に成功していると思う日本企業ランキング(2014/2021)

<2014年>
1位:株式会社ユニクロ
2位:トヨタ自動車株式会社
3位:楽天株式会社
4位:ソニー株式会社
5位:ダイキン工業株式会社

<2021年>
1位:トヨタ自動車株式会社(24.05%)
2位:株式会社ユニクロ(12.66%)
3位:ソニー株式会社(11.39%)
4位:ソフトバンク株式会社(5.06%)
5位:ダイキン工業株式会社(3.80%)

6位以降の企業名は、日清食品株式会社、楽天グループ株式会社、味の素株式会社、本田技研工業株式会社、任天堂株式会社、日本電産株式会社、東京エレクトロン株式会社、株式会社日立製作所、株式会社丸亀製麺、株式会社ヤクルト、株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、塩野義製薬株式会社、オムロン株式会社などがあげられた。
※敬称略、順不当

●上位5社を選んだ理由

<1位>トヨタ自動車株式会社
・商品だけでなく、ものづくりの本質のモノの見方・考え方、働き方などを世界に学ばれる対象になっている
・海外での生産、販売の拠点を多く持ち、海外での生産、販売の比率が高い
・幅広い国と地域で開発、生産、販売を行い、現地に受け入れられている

<2位>株式会社ユニクロ
・各国でローカライズされるようなマーケティングが実施されている
・現地ではブランドの価値観を変えることに成功している
・各国での知名度の高さを感じる

<3位>ソニー株式会社
・現地のブランド浸透度合い、現地のナショナルスタッフ登用のため
・世界的なブランドを確立している
・早期から海外生産へシフトしていた

<4位>ソフトバンク株式会社
・業績として結果を出している
・海外在住で企業名をよく耳にする。また、優秀なグローバル人材が、就職先の候補として考えていることが多い
・海外での資金調達、売上高が日本国内よりも非常に多い

<5位>ダイキン工業株式会社
・売り上げも成果を出しており、さらに現地に根ざした活動をしている
・海外拠点が多数あり、業界でも成功を収めている
・海外でのブランド確立されている

●日本企業がグローバル化するために必要だと感じる課題を調査
・日本の優れている点を活かし、異文化の需要に合わせた変化や対応ができない
・海外進出を考えている企業が少ない
・海外進出を見据えた、世界で通用する商品力や事業デザイン力が必要
・海外とのコミュニケーション不足
・地域ごとのグローカライズ化ができていない
・日本企業から世界に向けた発信力
・日本企業の意識改革が必要
・人材開発(商品・サービスが優れていても海外に広げる人材がいない)
・グローバル人材の採用と日本式にこだわらない柔軟性が足りない etc.

Digima~出島~について(https://www.digima-japan.com/ )

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